こちら↓の続きです。
みなさんご存知のように（知らんか）献血ルームでは生年月日からタロットのイヤーカードと四柱推命の日干（にっかん）をお伝えしています。
甲（きのえ）
乙（きのと）
丙（ひのえ）
丁（ひのと）
戊（つちのえ）
己（つちのと）
庚（かのえ）
辛（かのと）
壬（みずのえ）
癸（みずのと）
この１０種類です。ご自分の日干をご存知ない方、こちら（日干算出法）をご参照くださいませ。
ブルドーザーか田植え機か、という比喩をよく使っていますが、もちろん自分がブルドーザーか田植え機かを知ることは大切ですが、それ以前に「何をやりたいか」のほうが重要である、ともお伝えしておりました。
ブルドーザーなんだけど田植えをしたいんや！
田植え機やけど重いもんを動かしたいんや！
本来ならブルドーザーは田植えに向いていませんが、やりたいんだったらしゃーない、どうすればいいか、を考えましょか、となります。
本来なら田植え機は重量物を動かすことには向いていませんが、やりたいんだったらしゃーない、なぜやりたいと思うのか？を探って必然性のほどを見極めましょか、となります。
これと逆のパターンが先日の献血ルームでは満載でしてね！
壬や丙、それぞれの日干の力強さをお伝えしますと、僕はそんなタイプじゃないですよー、と否定されることが多いのですが、後から開いたカードの内容とも相まって、そうか、俺って海やったんや！とか、俺って太陽やったんや！と奮起していただけたようです。
自分には力がない、というビリーフに囚われていたら、重いものが動かせない、ハナっから動かそうとも思いませんが。
が。
ないと思っていた力が実はある、と気づけたら、いくらでも重いもん動かせるやん！となります。
いえ、なりません（どっちやねん。
自分には力がない、と思い込んでいらっしゃる方にいくら「力ほんとはあるんですよ！」と言っても、なかなか受け取っていただけないことが多かったのです。もちろん深い穴ぼこがある故。穴ぼこ処理をしないことには、力があってそれを発揮するというセルフイメージはなかなか持っていただけなかったのです。
この日の献血ルーム、実は力があるんですよ、ということを実にスムーズに受け取っていただける事例が続きまして、なんでだろ？と不思議でした。
これまでの私は日干をお伝えするのに、「ブルドーザーなのに田植えしたい人」と本来のリソースとは異なるものにはどう対処すれば、ということに重きを置いていたキライがあるのですが、力仕事が自分の選択肢にまったくなかった人に対しては、できるよ、とお伝えすることで選択肢が増えるのだな、と気付かされました。
そうか、俺って重いもん動かせるんや！と。
本来の力を抑圧されていたのではなくて、知らなかっただけ、気付いていなかっただけ。
もちろんその原因が抑圧であるケースもあるでしょうけれど、単に日干をお伝えするだけで考え方を変えていただけることに、我ながら目からウロコでした。
転職のご相談をしてくださった男性さま、日干が壬だったのです。
壬とは大海です。海の特徴といえば広くて大きいな。その容量の大きさにつきるのですが、小さい水たまりでは波は起きません。大海ならではの特徴は波があることなのです。アップダウン。
ダウンというと眉をひそめられることも多いのですが、ダウンがないことにはアップもありません。アップダウンを乗り越えていくダイナミックこそが壬の力です。
波を乗り越えていく、というイメージがフィットしたのか、ご自身が本来もっている大海の力強さを納得していただけたようでした。これまで臆してできなかったこと、まずはやってみます、と言っていただけて終了。
適職はなにか、を気にされる方、仕事というのは「何が」ではなくて、「どうやるか」「どんな」です。その「どう」の部分を大きく左右するのが個人の資質をあらわす日干ですね。
たとえば社長だったら、剛気な社長、用心深い社長、慈愛の社長、っていろいろあるじゃないですか。その剛気、用心深い、慈愛、ってとこが日干です。社長というのは強いていうなら格ですね。建禄格とかね。
何が、ではなくて、どうやるか。
何が、ではなくて、誰からか。
何が、にこだわりすぎて、迷子になってしまわれませんように。
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