ちょっと切ない案件があったのでご紹介です。
２０代前半、乙（きのと）の男性。乙の説明として、甘えることが仕事ですよ、ひとりで重い荷物を背負ったりせずに、人を頼ってくださいね。男の人はこれを言うと嫌がるんですけどね。やっぱり強いほうがいいですよね。
言葉もなしに、頷かれました。
カード開いてからお題をうかがいました。
「病気にならなくて済むように」
なにか不安要素がありますか？
「病気になると迷惑かけるから」
迷惑かけたことあるんですか？
「小さいとき、癲癇だったから」
いくつまで？
「１０歳ぐらいまで」
もう症状はないんですか？
「ない」
でも心配なんですね？
「僕が病気になったらおかあさんに迷惑をかけちゃう」
１０歳から２０歳をすぎるまでの１０年以上、この方はずっと「おかあさんに迷惑をかけてはいけない」と思っているのです。
いえ、思っていません（どっちやねん。
この方を縛っているのは、迷惑をかけてしまった、という罪悪感なのです。
いえ、罪悪感ではありません（どっちやry。
大切なおかあさんに迷惑をかけてしまう、かけてはいけない、かけてしまった、おかあさんへの思慕の想いもいっぱいですね。
さ、こんな想いを抱えている方に、あなただったらなんと声をかけますか？
カードを開いたところ、ブロックカードとして出たのはなんと「自立」。
このカードの意味するところは
恵のオアシスからひとり遠ざかろうとしている
ぼくひとりでも大丈夫だもーん、と肩肘はってる状態
甘えたりてないってことです。
日干（にっかん）が乙で、ブロックカードが自立
甘えろ、甘えろ、とにかく甘えろ、と言われています。
こんなことがあると（どんな？）どっかに神様がいて采配されてるのかなー、と思っちゃいますね。
この方は罪悪感を抱えていらっしゃったがために、心置きなく甘えるということができていなかったのでしょう。
おかあさまが差し出される手を、素直に受け止めることができていなかったのではないでしょうか。
甘えることができない人は、甘えざるを得ない状況になってしまいます。それが何かというと病気。病気になるのが嫌だったら、いっぱい甘えてくださいね。
甘えることによって、人の優しい心を引き出すことができるのですよ。
それがあなたの才能です。
甘えてください、頼ってください。
丶(・ω・｀) ヨシヨシ
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