TODAY’S CONTENTS
1:食べる私
2:食の素養に乏しい
3:味覚を決定したもの
4:本を読みながらでないと食べれない
5:女らしくない
6:見透かされた!
7:まとめ
1:食べる私
図書館で返却済みの棚にあったのを何気に手にとり、どんな内容かもわからずに借りて読んだらですね。
ね。
これが (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル の恐ろしい本でしてね‼️
まだ半分くらいしか読めてないのですが、かなりお腹いっぱいです。
食べることについての書籍ですが、登場するみなさん語っているのは自分の生い立ち、味覚のベースになった環境、出来事。
たまたまの人選なのでしょうけれど、育った環境においてインプットされた食にまつわる出来事、女性はそれをネガなものとして語り、男性はポジに語っていらっしゃるケースが多いような。
そしてそれを与えた人が父であるか母であるかも、その傾向を左右するようです。
もう、ここ読んで倒れましたね!ダメだ、私は。もうダメだ、と。
2:食の素養に乏しい
みなさんご存知のように(知らんか)私は食の素養に乏しいということが大変コンプレックスでして。
食べることに熱心でない、食べることを大切にしない、知識がない、料理が下手。
三食カロリーメイトでもいいや、と思っていたのがちょっとマシになったのはお酒と病気のおかげです。お酒をおいしく飲むためにはおいしい肴を、と思うようになったし、病気になってゴハンちゃんと作るようになって、あっという間に痩せることができたことでも食の大切さがわかりました。
3:味覚を決定したもの
1:卓袱台返しがデフォルトだったこと
私にとって食卓とは卓袱台返しが勃発する前に一刻早く立ち去るべきところでした。おかげで早食いになりました。
2:来客の多さ
夕食時に来客が多かったです、来客のために仕出し料理がとられます。それをつまみ食いするのが私の夕食。そして残ったものは翌日のおやつ。カニとかお刺身とか。字面だけ見ると豪華ですが、所詮は残り物です。
仕出し料理ってデパ地下に近しいものがあると思うのですが、作りたてじゃない、独特の味。薄い味ってないですよね。
3:あんころ餅屋だったこと
故川島直美の血管に流れていたのが赤ワインなら、私の血管にはあんこが流れている、と思うくらいかつてはあんこに執着がありました。それは、家があんころ餅屋をやっていたから。
今はすっかり甘いモノ苦手ですけどね。
ほらねー、育った環境でいろんなもの決まっちゃってるんですよ。
4:本を読みながらでないと食べれない
これはあれです(あれってなに、あれって)、誰がなんと言おうと母の”せい”です。
5:女らしくない
ベネッセっていまやブラック企業のイメージですが、その昔は福武書店といって硬派な本も出す出版社でした。
すでに亡くなられた「干刈あがた」という女性作家さんがいます。この方の作品、福武書店から多く出版されてたように思います。私の中では 干刈あがた=福武書店 なんですよ。
どれかの作品に、ママ友付き合いに触れるものがあり、家は散らかってて女らしくないと目されてる一人のママさん、その方の家にみなが集い、超意外なことに提供された手作りケーキが激ウマでした。
みな、失礼ながらも驚くことを隠さずにいたら、「女らしくないけど料理は得意。女らしくないから台所は散らかってるからお見せできない」と当の本人はのたまうのです。
ぱっと見のわかりやすい「女らしさ」、そして女らしいということと料理上手はイコールであるということ、それが頭に残ってました。
6:見透かされた!
昔っからですね、料理をしない人、と目されることが多かったです。
え?料理すんの?と驚かれます。
たしかに下手だし好きでもないけど、3食外食ってわけにはいかないから作りますよー、ゴハン。
料理するように見えないって、女らしくないのかしら、そんなダメ人間って思われてるのかな、と凹みます。
なぜか最近、たて続けにまた言われるのですよ、え?料理するんですか?と。いつもデパ地下じゃないんですか?と。
ショックー‼️
料理しないはまだしも、デパ地下でなんて買わないですよ、高いし、おいしくないし。
失礼しちゃうわ、と思ったものの。
の。
私の何かがそう思わせるのですよね。
外見は一番外側の内面、私の内なるものが人にそう思わせるのですよね、料理しないヤツだな、と。
考えてみたら当たり前ですわ、三食カロリーメイトでいいやと思ってたし、バブルの頃は三食外食の人で冷蔵庫空っぽ、ってのカッコいいと思ってたし。住むならホテルに住みたいと今でも思ってるし。
それがにじみ出てるだけなんですよね。それをキャッチされちゃったんですよね。
超凹み
ダメポ沼に撃沈
変わってないんやなー、体に染み付いたもの取れてないんやなー、とウンザリしました。そこに冒頭の「食べる私」ですよ。
7:まとめ
長々と何を書いてきたかというと、生まれ育った環境でインプットされたものの影響は大きい、ってことです。
その影響が現在のあなたに好ましくない現象となっていたとしても、それはあなたの”せい”じゃないのです。
当時に自覚はなかったしても、思い返すその光景は痛みを伴うものではないでしょうか。
痛かったよね、嫌だったよね、と幼い自分に寄り添うことによって、目の前の現象は意味や姿を変えることでしょう。
と、自分に言い聞かせ。
最後までお読みいただきありがとうございます
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