結婚しない子供を結婚させるために親ができるただひとつのこと、それは、結婚っていいものだ、と思わせることですよ。
60代男性さま、日干(にっかん)は私の大好物の辛(かのと)。
辛(かのと)が活躍すべき場所
いつものように熱く説明させていただきましたが、あまり興味がないようです。
開いていただいたカードはこちら。
1:イヤーカード「運命の輪」
2:ブロックしているもの「シャドー」
3:では、どうするか「つながり」
4:得られるもの「真実の愛」
5:現状「世界の逆位置」
イヤーカードが「運命の輪」なので、行動してくださいね、何をしますか?とお尋ねしたら。
娘さんが結婚なさったばかりだそうで、援助してやらなきゃな、そのために稼がなくちゃな、と気にされています。
(゚Д゚)ハァ?
け、結婚した娘さんの援助?なんで??
学校卒業したばかりで結婚しちゃったから、心配なんだ、と。
(゚Д゚)ハァ?
そんな頼りない相手と結婚しちゃったのかしら(失礼)、親御さんの反対を押し切っての結婚だったのかしら、と頭の中は?でいっぱいです。
ご自身のことではなく、家族、特に子供のことがお題になるときって、100%といっていいくらい自分自身が向き合うべきことから目をそらすための言い訳となっています。
ということは、自分自身のことに向き合えば、他のことは解決しちゃうんですよ。
ギフトカードの「真実の愛」、奥様とのパートナーシップをしっかりと、とお伝えしたら。
ら。
なんと別居中とのこと。娘さんの結婚と奥様との別居、どちらが先かはお尋ねしませんでしたが、奥様とのことが娘さんへの過度の心配になっていることは明らかです。
さて、ひとつの原則です(今は家族もパートナーシップもいろんな形がありますからね)。
家は港です。港があれば、船は安心して出航することができます。港が機能していないと、船は安心して出航することができません。
港に船を引きとどめておくことが船の幸せではありません。
出航してしまった船に港ができることはありません。いつ帰ってきてもいいように、受け入れ準備を万全にしておくことだけです。
さて、ブロックカードの「シャドー」、ほぼ同性の親からインプットされたネガティブなものを示します。
娘さんを援助しなくてはという気持ち、奥様との関係に滞りができている原因、おとうさまから様々な男としての家長としての「ねばならない」があったようです。
それがいかに自分を不自由にしているか。
それがなければ、いかに素直にご家族とつながれるか。
自分の本来のリソースを活かすことができるか。
ここでようやく、辛としての資源を活かせていなかったことに思い当たっていただけました。それは「世界の逆位置」が示しています。
イヤーカードが示すところのこの男性さまが踏み出すべき一歩は、奥様との関係修復でした。