ブックカバーチャレンジ

TODAY’S CONTENT

1:主戦場はTwitter
2:ブックカバーチャレンジ
3:本日の予定

1:主戦場はTwitter

Facebookやってる、っていうと意外がられることが多いです。
はい、その感覚は正しいです。
使いたいアプリがあり、それを使うためにはFacebookをしないといけなかったのですよ。それで始めたのですが、やはり私の主戦場(戦場なのか?)はTwitter。TwitterとFacebookの温度差に驚くこともしばしば。
Twitterアカウント→https://twitter.com/connectronkobe

2:ブックカバーチャレンジ

というわけで(どういう?)最近Facebookで流行りのバトン。私のようなものにバトンを廻してくださる奇特な方があったのでやらせていただきました。
といっても、廻す相手がいないので自分ひとりで完結しましたが。
「7日間ブックカバーチャレンジ」とは「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する」というもの。
指示されていたわけではありませんが、これまでに読んだ本ではなく、現時点で書棚に実物があるものという縛りがあるようだったので、私も本棚から7冊ひっぱりだしました(テキストもFacebookからそのまま転載です)。

1日目 赤目四十八瀧心中未遂/車谷長吉


私に焼き鳥の串さしという仕事を憧れさせた張本人、車谷長吉。男のキンタマがさえずりだすほど美人だというアヤちゃんの役を、映画化の際に寺島しのぶがやったことをどうにも納得できないでいます。

2日目 地面の底がぬけたんです/藤本とし


読書メーターにあげたレビューです。

悪魔に魂を売ってもいい、という表現がありますが、人の魂に触れることができる文章を綴れるならその代わりに五体満足な状態を手放すことなど厭わない、と思う物書きがいるかもしれません。ハンセン病の方々はどうしてこうも清らかな文を紡がれるのでしょうか。同じ苦労をする根性はへたれの私にはないので、せめて文を書き写すこととしました。写経、写経。サブタイトルに「ある女性の知恵の七十三年史」とあるけど、そんな暮らしの手帖みたいな表現で済ませられるものじゃないですよ。
以下、コトバンクより

藤本とし
生年明治34(1901)年
没年昭和62(1987)年
出生地東京・芝琴平町
経歴18歳の時ハンセン病にかかる。病状が悪化し痛覚を奪われ、47歳で失明に追い込まれる中で、療養所の機関誌に随筆を書いた。その随筆38本と、聞き書きによる自伝をまとめて昭和49年「地面の底がぬけたんです」を刊行した。

3日目 個人ホームページのカリスマ/金田善裕


度重なる本の処分もくぐりぬけて手元に残っています。
初版2002年
手打ちタグの時代が懐かしいなあ。
阿部寛のサイトなんて和みますよね。
この本で紹介されてるサイト、いずれも私は縁がありませんでした。私を手打ちタグの世界に引きずり込んだのは呉エイジ。鬼嫁ものの先駆者かと。

4日目 釜ヶ崎有情/神田誠司


私の西成熱を決定的にしたもの。朝日新聞連載の書籍化。
すでに本田神父は私の中でアイドルです。

5日目 昭和のチャンプ/笹倉明


たこ八郎の伝記です。これの冒頭の葬儀のシーンの1文で泣いて、文庫になったのを買ったときも同じとこで泣いて、なんかのアンケートの「もっとも泣いた本はなんですか?」にはずっとこれをあげていました。
鶴太郎の主演でドラマ化もされて、よし、泣くぞ!と臨んだのにまったく泣けず。ミスキャストだったわ。
著者はその後おちぶれてタイに渡って僧侶になるのですが、その過程が本になってますけど、あまりにも後先考えない自分勝手さになんだかねー、晩節を汚すとはこういうことか、と思わされたのでありました。諸レビューでもフルボッコでしたね。

6日目 愛を乞う人/下田治美


著者はもともとバツイチコモチネタでブレイクした人なのですが、映画にまでなったのにこの作品は文壇から不当なくらいにスルーされたそうです。
きつめの母親の描写がうちのママンと非常に重なり、この本について触れようとするだけで心臓がバクバクします。
愛情乞食という概念は丶(・ω・`) ヨシヨシのベースでもあります。
バトン受け取ったとき、最終回をこの本にしようって思ったんだけど、昨日別の本がアンカーとして浮上しましたので最終回イブにあげました。

7日目 ザ、コラム/小田嶋隆


みなさんご存知のように(知らんか)私は小田嶋隆先生(敬称つき)の信者です。小田嶋先生の著書は聖典です、バイブルです。
そんな私が(どんな?)小田嶋先生のご著書を積読していただなんて!!
新作ではなくて過去記事のコンピレーションだったので買うだけ買って読む機会を逸してしまっていたのでしょう。
バカ、バカ!私のバカ!!
その時期にリリースされるってことは意味があるんじゃないの、リリースされた時に読まないでどうするの!!(初版2016年)
各章のタイトルにはロックの名曲が冠されています
Paint It , Black(ストーンズ)
Helter Skelter(ビートルズ)
Walk on the Wild Side(ルー・リード)
Take It Easy(イーグルス)
団塊の世代の後塵を拝するしかなかった世代、シラケの着ぐるみをまとったあきらめ、だけど奥底の種火は保ち続け、いざというときには鞴でもって炎を大きくするスタンバイには手を抜かない。
小田嶋先生の怒りを見ると、悪に対しての怒りってのはほんと善だな、と思うのでした。
小田嶋センセ、いい人。とかっていったら、鼻で笑われるんだろうな。
ブックカバーなので装丁者に触れなくてはいけなかったよ、いまさらですが。
装丁:寄藤文平

本日の予定

19時以降お時間おとりできます。
https://connectron.jp/inquiry
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