みなさんご存知のように(知らんか)私は毎週火曜日に漢医堂に”取材”にいかせていただいています。
鍼灸/経絡治療/氣鍼医術の理解を深めるため、貴重な臨床の現場に立たせていただいているのです。
何ができるわけでもありませんので、もっぱら葛野先生のやることをガン見が主な業務ですが、患者さんからしたら私も素人ではないのです。
貼り付ける画像がないので私が治療されてる画像でも貼っときます。
先日は初めてお会いする患者さんでした(60代男性)。治療中に脈を見ていますと「脈で何がわかるんですか?」と尋ねられました。
患者さん=素人=非治療家が思うことはつまり、このブログを読んでいらっしゃる皆様も同じでしょうから、説明したことを書かせていただきますね。
脈というか血管なんですけど、血液を全身に巡らすためにあるんですが、いわばホースみたいなもんなんで、ホースで水を遠くに飛ばすためにはどうしたらいいか、なんですよ。
ホースで水を飛ばすときに、先っちょを摘んで細くしますやん、すると水は勢いがついてピューっと遠くに飛びますよね。なので血管も太かったら血流に勢いがないのです。太いよりは細い方がいいのです。
いい脈ってなんか元気で力強いみたいなイメージありませんか?(うん、うん、と同意のうなずきが患者さんから)。それは血管内で血液が暴れてるという状態なので、血液がスムーズに流れていることにはなりませんよね(うん、うん)。なのでいい脈って静かなんですよ。
治療の前と後では脈は変わっていないといけないのです。賑やかな脈が静かになっておかないといけないのです。静かになっていないということは、治療が成功していないということなのです。なので治療の前と後に必ず脈を見させていただいているのです。
わかった!いい脈って静かなんやな。脈を見たら治ったかどうかがわかるんやな。そうですよー、ご自分で脈を見ることを習慣にされたら健康管理になりますよー。
というわけで(どういう?)「ゼロから始める経絡治療」では脈の見方もお伝えしています。
コロナで外出自粛の日々ですが、こんな時期だからこそご自身とご家族の健康管理に経絡治療をお役立てください。
ご希望のときにいつでも開催いたします。
詳細は画面右下ヘルプボタンよりお尋ねください。