相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20210525-OYT8T50173/
・50代主婦
・大学中退の息子の趣味がフィギュア集め
・収入のほとんどを趣味に費やして貯金の余裕もなし
・ドライブやスポーツを楽しんでほしい
・フィギュア集めはやめさせたい
・夫は息子に対しては何も言わない
ドライブねえ、ドライブ。50代といえば私より若いわけですが、昭和臭がプンプンです。
そしてこの手のご相談って「夫は何もいいません」というのがセットですね。ま、夫さんが頼りにならないからこんなとこに相談を投げかけてくるのでしょうけれど。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「罪悪感」
・では、どうするか「許し」
・得られるもの「ビジョン」
・現状「女帝の逆位置」
献血ルームで定番だったこと、お題が自分以外の家族、特に子どもである場合のご提案、まあワンパターンといえばワンパターンですが、自分以外のことに気が向くのは自分がやるべきことをやっていないから、だから自分事に熱心になれば問題は解決する、というものです。
真面目な方が多かったですね、家族を優先する自己犠牲度の高い方。
バーナム効果ではないですが、みなさん何らしか心当たりはあるのです。そこを突くと、ああ、やっぱりね、となるのです。
「女帝の逆位置」はパートナーとの足らずの部分を指摘するものです。
なんでもかんでも親のせいにすんな!とよく言われますが、子どもの立場からしたら親の”せい”なのです。
ドライブやスポーツを楽しむような相談者さんの望む”ヒャッハー!”感はご家庭にこそなかったのではないでしょうか。
ヒャッハー!って何?それ、食べるもの?美味しいの?
耽溺なレベルのコレクションはすでに依存、依存とは穴ぼこを埋めるための手段。
フィギュア集めは最小限のエネルギーでできる穴ぼこ埋め行為なのでは?
まずは相談者さま自身がご自分の人生に”ヒャッハー!”を取り戻すこと。手放してしまったのはきっと、人生のごく初期だったように思われますが。
回答です。
超具体的なアドバイスですね。
コネクトロンで具体的なご提案をするのは、穴ぼこの正体が明らかになって、ではどうするか?という段階になってからです。
今回ちょっと斜め上からの解題となりましたが、根っこを明らかにしないうちの具体的な提案は”それが出来るんならとっくにやっとるわい!”ということが殆どですから。
滝詣連続284日目(2021/05/26現在)
朝に出そびれてこの時間。いかにもバーベキューしてきましたという荷物の男女トリオが降りてきて、どっかで見た人と思いながらすれ違い振り返ったら向こうもこっち見てた。あ!と同時に互いを指差してた。ホテルバイトの時のキッチンの方々でした。名刺交換。目だけでもわかるものですね。猫がいるのわかるかな?
またもや半額です