TODAY'S CONTENTS
1:向かいのおばちゃん
2:お局おばちゃん
1:向かいのおばちゃん
向かいのおばちゃん(私より明らかに年上なのでおばちゃん扱いしても許されるだろう)後家さんなんです。
夫だった方、私も存じ上げてます。
今は彼氏とほぼ同居中です。
おばちゃん、すんごいカワイイんです。
いつも小綺麗にしてて身だしなみも整えてるし、オウチの周りもお花なんか欠かさない。
丁寧に暮らしてはるんやな、って印象です。
そら、彼氏もできるわ。
昨日の朝のゴミ出しのとき、おばちゃんとすれ違ったんです。
おはよーございます!と挨拶して、え?なんか違う?と振り返って見ました。
カワイイんです、いつもにましてカワイイんです。
顔をガン見してみました、なんか今日いつもと違いますよね、と上から下までジロジロ見てたら
ああ、パーマ変えたんよ、と。
おお、たしかに!
ガッツリとした硬めのおばちゃんパーマから、フワフワの森ガールみたいになってるんです。
めっちゃステキです、10歳は若返りましたね!と言ってから、いかん、いかん、10歳ぐらいではいかん、20歳は若くなりましたよ!
やだー!と私をバンバンたたきます。
あなただっていつもオシャレじゃない、とおばはん会話に突入。
みなさんご存知のように(知らんか)私の辞書にお世辞という言葉はありません。
ほんとにカワイかったので何度も手放しで、可愛いいです、ステキです、を言い続けました。
ほんとに思ってるといくらでも言葉は出てくるものですね。
おばちゃんのいいところ、そんなことないわ、って絶対に言わないんです。
ありがとう、しか言わないんです。
そして、私ってこんなん好きやから、と”好き”のアピールにも余念がないんです。
そら、彼氏もできるわ。
カワイイ、可愛い、LOVABLE ってこういうことなんやな、と思わされました。
かわいいってこういうこと〜ホテルバイトで気づかされたこと
Lovable
2:お局おばちゃん
今の家に引っ越してきたとき、エアコンの室外機のことでメタクソ文句いったおばちゃんがいます。
工事の人も、なんやあのおばはん!とボヤくくらいの。
まあ、顔みたらわかります、この人や、って。
以来、文句いわれないようにビクビクしております。
私の後から越してきて、このおばちゃんに追い出された人もいるそうです。
今朝、このお局おばちゃんとカワイイおばちゃんの会話が外から聞こえてきました。
局:あら、あんた、こんなちょっと出かけるだけでもマスクしてえらいねー
カ:誰に会うやわからんし
局:ほんまや、私みたいにうるさいおばはんに捕まったらかなんしな、ギャハハハ
カワイイおばちゃんの、なんと返していいか困ってる気配がモロに伝わってきました。
マスクしてえらいね、で終わっときゃいいのに、いらんこと言うな、と思って聞いてましたが、よくよく考えたら、自分がうるさいと思われているということは納得なわけですね。
そこで「ほんま、あんたうるさいからな」と言い返せる人ならいいのでしょうけれど。
マスクしてなかったらしてなかったで、マスクせなあかんやん!とかどうせ言うんでしょうし。
ジョイキラーじゃなくて、こんなのはなんていうんやろうなー。
なんかダメ出しするポイントをめざとく見つける。
あ、わかった、わかった、ただのイケズなおばはんや。
年配の方がなにかと”偉いねー”と褒めてくれることがありますが、心底褒めてるのかぶぶ漬けテイストなのか、見極めが肝要です。
オチなし