相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20210825-OYT8T50079/
・50代女性、派遣社員
・子どもの頃から友人は少なく、今も1人でいる方が気楽
・仕事は頑張ってるつもり
・ことあるごとに「変わっている」「声が大きい」と言われる
・一部の人からはいじめられたり非難されたり
・転職しても状況は変わらない
・娘は「お母さんは頭いいし面白い、私たちは仲良しだしそれでいいじゃない」と言ってくれる
・しかし、その娘も先日巣立ってしまった
・現在の職場は気に入っているが、やはり一部の人から「もっと静かに」と注意される
・なぜ私の声だけそんなに通るのか
・声の大きさではなく、別の問題なのかと悩む
わ、私のことかと思いましたよ!私も会社員時代は声が大きい、変わってる、とずーっと言われてまして。
顔が麻痺してたせいでちゃんと喋れてないという自覚があるので声を出すことに苦手感がありましたが、会社のスピーチコンテストで1位になってから、なんや、声出せてるんや、と気付きました。
娘さんに肯定されてるなら、非難する人がいる場とはステージが違うだけのように思いますが。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「個人の神話」
・では、どうするか「真実」
・得られるもの「真実の愛」
・現状「法皇」
原文でちょっと引っ掛かったのですが
子どもの頃から友人は少なく、今も一人でいる方が気楽ですが、仕事は頑張っているつもりです。
これは論理的に難ありで、「1人でいること」と仕事を頑張るか否かは比較するものではないからです。
これと全く同じケースが過去記事にあったはずなのですが、どうにも見つけられなーい。
個人の神話はいい子ちゃん。自分を出すより他者の意を優先してしまう。
やっぱりね、小さい頃からきっと個性は際立っていたと思うのですよ。
でも、ご多分にもれず少数派の悲哀を味わっていた。
そうやって自分を出しきれずにいるとこにつけ込む人が絶えないのですよ。
子どもの頃から、ということは、心置きなく自分を出せたことは少なかったのでは。
娘さんは相談者さんの個性、能力をちゃんとわかってくださっていますよね。
それは、娘さんには自分を出せているから。
心置きなく自分を出せたなら、相談者さんのお力がストレートに周囲に伝わることと思います。
そのためには、自分を出せていなかった、ということを認め、何が原因でそうなってしまったかということの棚卸し作業が有効です。
自分を出せた、と思えた上で受け入れてもらえないならそれはふさわしい居場所ではないということ。
ご自分の能力に見合った場所に移られることがオススメです。
回答です。
そうそう、伴走者を示すのが「真実の愛」ですね。
滝詣連続379日目(2021/08/26現在)
スピーカー、サーフショップ、オアシス