70代の女性。昨年、主人をがんで亡くしました。後悔にさいなまれています。
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20211117-OYT8T50125/
今、私は後悔でいっぱいです。どうしたらいいのでしょうか。(三重・O子)
大往生って言いますけど、大往生以外は残された人は何らかの後悔と罪悪感を抱くものです。
それは、逝かれた悲しみゆえ。
心配性のお母さんが怒りんぼになるのと同じです。
表に出てくる感情は底にあるものにフタをして、それを見失わせてしまいますから。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「過去世」
・では、どうするか「手放す」
・得られるもの「インスピレーション」
・魔術師
どうしたらいいのでしょうか?という問いに対しては、後悔なんてしなくていいですよ、とお伝えするしかありません。
でも。
後悔するなと言われてしなくて済むなら警察いらんやんね!
お知り合いの方は良かれと思って言葉をかけてくださったのでしょうけれど、それが相談者さんの後悔を引き出すことになるというのはちょっと考えればわかることだと思うのです。
私はこのお知り合いの方に「あんた、いらんこと言うて!」と怒ってしまうかもです。
相談者さんは良かれと思って夫さんに余命を告げられなかった。
お知り合いさんも良かれと思って自分の考えを伝えた。
人はいつでも最善を尽くしていると言われます。
夫さんも最善を尽くして生きようとされた。
後悔ではなく大切な人を失った痛みであること、それほどまでに大切な人であったこと、その思いで後悔や罪悪感を追い出していただきたいです。
回答です。
投げやりにならず生ききることを支えるのが医療とな、んー、これは患者にも覚悟を求められるものですね。
滝詣連続463日目(2021/11/18分)
お地蔵さまの帽子にドングリ、見えるかな?