20代の女子大学院生。学芸員を目指しているのですが、就職した友人との収入差に悩んでいます。
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人の価値はお金だけではないとわかっていますが、負けたくありません。(京都・H子)
大手企業に就職するであろう友人たちと将来的に収入差が出るであろうことに憤っておられます。
いえ、おられません(どっちやねん。
日本が芸術文化を軽視し予算をかけていないが故の収入差、そういえば眞子さんのアメリカでの学芸員としてのお給料が結構な額で、日本のそれとは比較にならないと嘆いている方がいらっしゃいましたね。
ご相談文が”負けたくない”で締められています。大手企業のご友人たちより高収入になることが目標なのでしょうか。
それならそれで金払いのいい、芸術文化に理解のある企業に就職するとか、何か手はあるかもしれませんね。
学芸員で稼ぐことは諦めて、副業で稼ぎ本業では芸術文化の普及啓蒙を頑張るとか。
まだ学芸員になっていらっしゃらないのに、将来の収入差を心配されている。ご友人たちがSNSで見せている姿はそんなにキラキラしているのでしょうか。
ひょっとしてそっちがいいとか?(失礼。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「ハートブレイク」
・では、どうするか「リーダーシップ」
・得られるもの「成功」
・現状「死神の逆位置」
覚悟の上とはいえ、ご友人たちとの格差を見せつけられ、これからの道のりにちょっと臆されてしまったと言うところでしょうか。
好きなことを仕事にできる、芸術文化啓蒙の尊いお仕事。
でも。
見せびらかす要素ばかりのお仕事ならば、芸術文化に真の愛を持っていない人もやってくるやもしれません。
尊いのです、尊いのです。
でも。
現状は確かに理解のない、報われない感があるやもしれませんが、荊の道をあえて選んで進まれるご自身を誇ってください。
そして先駆者となられては。芸術文化とお金が両立するようなシステムの。
回答は最相葉月(ライター)さん。
収入を口実に逃げ場を探してませんか?って。最相センセも相談者さんが臆しているって感じていらっしゃるのかなあ。
ひょっとすると金回りのいい友人さん達と、新しくない確執があるのやもですね。
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220224-OYT8T50075/
滝詣連続561日目(2022/02/24現在)
オニワロンってなんやねん、と思った私を許してください。