40代のパート女性。夫は幼い頃から愛情不足で育ち、自己肯定感が低く承認欲求が強いです。結婚して15年、もう疲れました。
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子どもたちは成長しているのに夫だけがいつまでも子ども。でも生い立ちを思えばかわいそうです。ずっと面倒をみてあげるべきか。私の人生はこのままでいいのでしょうか。(千葉・R子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220320-OYT8T50093/
厳しいことを言うならば、”かわいそう”を動機で動く方にも自己肯定感の低いとこがなきにしろあらずです。それを世間では共依存というのです。
相互依存とはお互いが穴を埋め合う、支え合うということですが、その場しのぎの支えでいつまで立っても自立できない。そして双方の成長度合いによって力のバランスが不均衡になってくると、どちらかが一方的に支えることになってしまいます。
夫さんはザルだから、相談者さんの”同情はダダ漏れになるばかりで夫さんの血肉にならなかったのです。
夫さんに丶(・ω・`) ヨシヨシできたらなあ。そうでなければ、一方的な犠牲は誰も幸せにしません。
今日はカードです。
ブロックしているもの:犠牲
では、どうするか:信頼
得られるもの:ハイアーマインド
現状:月
こうやってドンズバのカードが出ると、カードってなんか不思議な力があるの?とか思ってしまいますよね!
着目したのは「ハイアーマインド」です。
ハイアーマインド
相談者さんの頭に真っ先にやってくる考えは「夫だけがいつまでも子ども、もう疲れた」。しかしその後に「でも生い立ちを思えばかわいそう」と言い聞かせています。
言い聞かせは自分の本音を押さえつけるもの。言い聞かせを続けると自分の本音が見えなくなり、常に後がみを引かれる選択しかできなくなります。
夫さんは庇護だけが必要な子どもではありません、支え合うべきパートナーです。その役割を果たしてくれないのであれば、選択すべき道は自明なのではないでしょうか。
このままではお子さんたちが「かわいそう」になりかねない。
回答は大日向雅美(大学学長)さん。
でも理解できない、自分には応えきれないとわかったら無理はなさらないことです。夫は人生を分かち合うパートナーです。お互いに至らなさを許しあいながらも互恵的関係でなければ続かないと思います。
互恵的、あ、この言葉は私の辞書になかった。これから頻用しないと、アンモナイト。