60代の主婦。70代後半の夫は、明るく、話し好きでしたが、コロナ下の外出制限で、友人と会うなどの機会が減少。年明けぐらいから口数が減り、無気力で、顔から生気が失われてきました。
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以前のように楽しく会話しながら生活できるといいなと思っています。病院で調べてもらおうと誘っても、頑として聞き入れてくれません。心配で仕方ありません。(兵庫・O子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220512-OYT8T50135/
明るく話し好きだった夫さんの変貌、ご心配ですね。
夫さんとはちょっと歳の差があるのですね。コロナの影響もあるかもしれませんが、体力認知力の下降の度合いが相談者さんとギャップがあるのかもです。
公共機関の無料検査の機会などあれば、受けていただきやすいのではないでしょうか。タダだから行ってみましょうよ、とか。
馬を水場に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。
さ、夫さんの行動力を取り戻すにはどうすればいいか。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「試練」
・では、どうするか「手放す」
・得られるもの「成功」
・現状「死神」
現在の夫さんにではなくて過去の夫さん、コロナ以前の夫さんに言いたかったのに言えなかったことないですか?
ほんとはこうして欲しいのにな、と思いながら伝えられなかったことはないですか?
コロナ前の夫さんと現在の夫さんを比べると、それは以前は素晴らしい夫さんだったように思えるでしょう。
そのイメージのために、実はため込んでいたものがあることが見えなくなってしまっているとか。
過去を美化しすぎたがゆえに現在が衰えすぎたと思ってしまってるとか。
すると、現在をどげんかせんといかん、という焦りがちょっと緩和されるかもです。
90点の夫さんを求めるとこから、60点でいいや、となるかもです。
楽になりませんか?
もちろん最低限の健康を維持することは必要ですが、これからは上り坂ではありません。
杖が必要ないことは素晴らしいですが、杖をつきながらゆっくり進んでいくというのもアリだと思いました。
回答は海原純子(心療内科医)さん。
このまま刺激のない生活を続けると、認知症のリスクも高くなります。やってあげることばかり多くならないように、夫を過保護にしてはいけません。
自分でも意外な斜め上の回答になってしまいましたが、馬にねえ、水を飲ませるのはなかなか難しいのですよ。
滝詣連続639日目(2022/05/13現在)
滝の前にロウソク3本。ちょっと怖いんですけど。