30代の女性。昨春99歳の祖母を失いましたが、まだ死を受け入れられません。
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大好きで、心の支えだった祖母を亡くした現実を受け入れられず、つらいです。どうお別れをしたらよいのでしょうか?(兵庫・R子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220515-OYT8T50076/
これを読むと葬儀とは残されたもののためにあるのだなということがよくわかりました。
お祖母様、いまでもそばに居てくださっているかのよう。
ご両親からはもらえなかったもの、お祖母様はいっぱいくださったのでしょう。
以前のように同じ時や空間を共有できなくなった寂しさだけでなく、お礼も言いたりてないですね。
今日はサイコロです。
地山謙の初爻
謙謙君子/用涉大川/吉
これから大きな川を渡るにあたり、慎ましい態度で臨むべし
之卦は地火明夷、傷ついているがその様子を周囲に悟られないように急いで逃げる
互卦は雷水解、易きに従うことで困難から解放されていく
悲しくて当たり前なのです。寂しくて当たり前なのです。
悲しいのは、寂しいのは、それだけお祖母様が大切だったからです。
痛みは「もっとこうしたかった」という思いを果たせなかったから。
もっと会いたかった
もっとお話ししたかった
もっとありがとうって言いたかった
大切なものを失った傷こそ深いです、早くカサブタになってくれればいいのにね。
カサブタになるまでのやり過ごし方をお伝えします。
お祖母様のことを思って悲しいとか寂しいとか辛いとかって感情が出てきますよね、その時
おばあちゃん、ありがとう
と口に出してください。
どんなに悲しくても、ありがとう、と言ってください。
相談者さんがお祖母様を失った悲しみを出し尽くしたあと、感じ切った後にやってくる感謝、それの先取りをするのです。
相談者さんの中はありがとうでどんどん埋められ、悲しさの場所は減っていくことでしょう。
おばあちゃん、ありがとう。
回答は久田恵(作家)さんです。
忘れていた言葉がふとよみがえったり、あなたが新たな体験をしたような時、いろんな形で彼女の記憶がよみがえり、その時受け取れなかった思いに新たに気づいたりするものです。そのようにして、孫娘を支え続ける愛情を残し、99歳の生を全うされたのですから、おばあさまは、とてもシアワセな方だったと思います。
大切なものほど忘れられないし、何かの拍子にまた姿を現すし。大切な存在が自分にはあるってシルシですよね。
滝詣連続642日目(2022/05/16現在)
どうせ体を治す人にも見える人にもかなわないんだわ、と朝からベソベソしておりましたが、Spotifyがトッドラングレンを投入してくれたおかげでやや回復。清まる〜。私はほっとくとすぐに黒いものに染まるから意識的にキレイなものに囲まれていなくては。清まりついでにロバートワイアットに突入。最高の浄化ですな。iPod、なくなる前に買っとくべきか。