終)コンプレックスはなぜできる?
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3)コンプレックスはなぜできる?
ESさんはアンケートに書いてくださっていました、「原因はいわゆるコンプレックスのようなもので」と。
原因がコンプレックスのようなものであるなら、問題はなんだったのか。
解決すべきことはなんだったのか。
今回ESさんをタフな出来事が襲いました。
大変は大変ですが、ESさんのお力を持ってすれば乗り越えられないことではありません。
シラフになれば(シラフって)、なんとかなるわよ、なんとかできるわよ、と思えるのです。
本来なら解決能力のあるESさんをシラフでいられなくしてしまうのがコンプレックス(のようなもの)。
おまけにそのきっかけとなったのは夫さんでした。
コンプレックスの誘因となった要素を*としましょう。
ESさんは*の要素をお持ちではありませんでした。
そしてESさんは、夫さんは*の要素がない自分を選んでくれたと思っていました。
なのに夫さんは今回、*をESさんに求めるのです。
ESさん、混乱しました。
夫さんは*がない私がよかったんじゃないの?
違うの?
ひょっとして夫さんのほんとの好みは*があることだったの?
*がない私じゃダメだったの?
これが今回、ESさんを大いに揺さぶったものでした。
起きたとんでもない出来事、それに付随して*がやってきました。
*がなければ、「わー、たいへんだ、オロオロ、でもなんとかなるよ、できるよ」で済んだことだったと思います。
*要素がない自分、これがESさんの「コンプレックス」だったのです。
そして、それがなくても夫さんが自分を認めてくれていると思っていたことがブレてしまったのです。
夫さんにとっては*の有無など(実は)大したことではなかったでしょう。
とんでもない出来事のせいで夫さんも動揺していた、それがいつもとは違うものをESさんに感じさせてしまったのかもしれませんね。
ESさんは*で傷ついたことで、過去に夫さんに直接訴えられたそうです。
しかし、夫さんはそのことを憶えていらっしゃらなかったそう。
そう、それだけ夫さんにとっては「些細なこと」なのです、*は。
逆に残念なのは、ESさんが*で傷ついていることをわかってくださらないことなのですけどね。
何に傷つくかは人によってもちろん違います。
同じ出来事でも傷つき度が違うのは、その前の傷の有無です。
傷があるところに攻撃されると痛みは増します。
同じ攻撃で傷つく人がいるのといないのは、元々どんな傷を持っているかの違いです。
傷がないと思ってうっかり触ってしまったら。
想定外に痛さを訴えられてしまったら。
まずは傷に触れたお詫びを。
そして、その痛みについての訴えに耳を傾けてあげてください。
そして。
痛かったよね
丶(・ω・`) ヨシヨシ
と。