60代の女性。数年前、結婚して40年になる夫に「俺は誰も信じていない。お前のことも結婚当初から信じたことはなかった」と言われました。夫は難しい人ですが、私のことは信じてくれていると思っていました。これまで誠実に、家庭優先でやってきたつもりだったので、何がいけなかったのかと悩み続けています。
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私は今、カウンセリングに通っています。夫とは別居中で、離婚したいと思っています。自分が、自分の人生が、うまくいっていると思っていた家庭が、私の勘違いだったということがつらいです。(東京・T子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220713-OYT8T50073/
信じることができない人と、夫さんは何のために一緒に居続けられたのでしょうね。
それが何かはわかりませんが、「信頼」と夫さんが称するところのもの以外の何かを相談者さんが夫さんに提供することができていたから、何十年も関係を継続できたのでしょう。
相談者さんと夫さんの間で「信じるとは」その定義が違うだけだったらいいですね。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「裁き」
・では、どうするか「つながり」
・得られるもの「真実の愛」
・現状「審判の逆位置」
現在の相談者さんはご自身に「信頼に値しない自分」というジャッジをくだされている事でしょう。
つまり他者評価に自分を委ねていらっしゃる。
相談者さんは夫さんの信頼を得るために何をされてこられたのでしょう。
相談者さんは夫さんを信じていらっしゃったのではないですか?
信頼とは相互です。
夫さんの発言は確かに喜ばしいものではありませんが、人を信じられないという心の奥にあるものを見せてくださったのです。
吐露せざるを得ないタイミングだったのかもです。
人を信じられないけどあなたとは一緒にやってこれた
そんな思いが言外にあるのでは。
何をすることが人を信じることになるのか。
何をしてもらえたら信じてもらえていると安心できるのか。
夫さんとの短くない時間の積み重ね、言葉にできない大切なものがいっぱいあったことでしょう。
いま一度、振り返りをなさってみてはいかがでしょうか。
回答は大日向雅美(大学学長)さんです。
妻の役割に重きが置かれすぎていたのかも。役割からの解放、その許可を受け取ることが最大の解決策のような。
滝詣連続701日目(2022/07/14分)
今日は貯水池まで行くつもりだったのに、想定外に早く降り出したので断念。