60代の女性。2人姉妹の次女です。姉はとても気が強く、子どもの頃から何かと私を支配していました。私はそんな姉に反抗せず、ずっと我慢していましたが、昨年、母が亡くなった後に今までたまっていた不満をぶつけてしまいました。
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もうすぐ母の一周忌。姉から連絡があるかは分かりませんが、今は許す気持ちになれません。参加するか否かを悩んでいます。(長野・B子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220817-OYT8T50047/
なんか似たようなのが以前にあったなあ、回答者が最相センセで、そんなに言うんやったらあんたがお金出せば?みたいな回答の。
お母さまの一周忌のことと、お姉さまから「何かと支配されていた」ということは分けて考えた方がいいかも。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「犠牲」
・では、どうするか「許し」
・得られるもの「喜び」
・現状「世界の逆位置」
もしもですよ、もしもですよ、お姉さまと小さい頃から良好な関係であったなら、お姉さまの金銭面での厳しさに対してお母さまに「お姉ちゃんも考えてくれてるんだから」となっていたかもしれません。
お姉さまの行動をネガと見るか、ポジと見るか、それは相談者さんがかけているフィルターで大きく変わることでしょう。
許せない気持ちの根っこは過去の支配ではないですか?
それをいったん横に置いて。無かったことにしろというのではありません。
迫ってくる一周忌を滞りなく済ませるために、やるべきことを事務的に遂行されては。
お姉さまはお姉さまなりにお母さまのことを思っていた、管理の煩雑さをねぎらうお気持ちが湧いてくるやもしれません。
過去のいろんなことで、これまでには見えていなかったものが出てくるやもしれません。
お姉さまに「支配」されていたことで被ったデメリット、その棚卸しをオススメします。
回答は樋口恵子(評論家)さん。
これ以上深追いせず、時の流れにまかせてよいと思います。私はあなたより20歳以上年上。子育ての成功の条件に、「親の死後きょうだい仲良く」を入れたいと思っています。
30すぎたら兄弟姉妹も他人と同じっていうけど、遠くの身内より近くの他人ってフレーズもあるしなあ。血縁ってほんと取り扱いが難しいですね。
滝詣連続 2+713日目(2022/08/18現在)
北野の夏祭り、ポスターは毎年絵本作家の鈴木コージさんです。