50代のパート女性。20代の息子2人は優しく、良識のある子ですが、恋愛に奥手で結婚に悲観的です。
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息子たちの今後を始め、夫のこと、親のこと、自分の体のことなど、悩みは重く、つらいです。自分が不遇だった分、息子たちには人並みの幸せを願っています。向き合い方をご教示ください。(和歌山・W子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220901-OYT8T50091/
まず忘れられがちな大原則をひとつ。
人が他者を心配するのは、自分が心配から解放されるためです。
改稿:人の心配は何のためにするか
そして。
結婚しない子どもに親ができることは、結婚っていいもんなんやと思わせることだけです。
相談者さん自身が婚姻で幸せになれていないのに、婚姻だけでなくお悩みを多く抱えていらっしゃるのに、そのひとつを解消するための役割を息子さんたちに背負わせることになってますよ。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「主導権争い」
・では、どうするか「真実」
・得られるもの「セクシャリティー」
・現状「皇帝」
結婚前でも結婚後でも、相談者さんには自分の意志で選んで自分の意志で決めたということはありますか?
常に自分以外の誰かを忖度する必要があったのではないですか?
もしも、もしも、夫さんと結婚していなかったら、夫さんと別れることができたら、親のことを考えなくてよかったら、何がしたいですか?何がしたかったですか?
したいこと、したかったことというのはガソリンです。
したかったガソリンがあったのに、周囲への忖度ゆえにそれができていなかったらガソリンは未使用のままくすぶっています。
したいことガソリンがないのは、現時点での忖度が自身への給油を許さないのです。ガソリンがなければ動けません。
相談者さんが不遇を感じていらっしゃるのは、ガソリンがそれに見合った動きをしていないからです。
動けば、せめてガソリンを使おうと思えば、その不遇は姿を変えていくことでしょう。
息子さんたちは相談者さんの不遇解消の道具ではありません。
相談者さんがガソリンを使おうという意欲を持つことは、結婚に限らず息子さん達の、人生のコマを進めようというお気持ちを高めてくれることでしょう。
回答は大日向雅美(大学学長)さん。
息子さんたちの人生は、あなたのこれまでの人生の不遇を埋め合わせるためにあるのではありません。そのことに気づくためにも、子どもたちに与えられなかったものを数えるよりも、与えることができたものに気づくことが大切だと思います。
滝詣連続17+713日目(2022/09/02現在)
ライブの予定でも書くか(書くことがないらしい) 9/4 モンスターロシモフ(大阪) 9/19 ブルースザブッチャー(神戸) 9/22 グランドピアノの会(加古川) 10/10 グルーヴァーズ (大阪) 11/5 PIGGS(大阪) 1/29 PIGGS 日比谷野音(東京)9/4は行けるかどうかわからんのだども、書いたからには行きたいなあ。