40代の女性。発達障害で特別支援学級に通う小学生の息子がいます。息子は授業に参加できない日が多く、学習の遅れが心配です。そうした中、発達障害の子も受け入れるという家庭教師の会社の広告を見つけ、体験授業に参加しようと連絡しました。
・支援学級に通っている子は受け入れられないと断られた
・発達障害でも支援学級に通っている子とそうでない子は分けている
近年、発達障害と診断される子は増えていると言われます。そこを狙っての広告であれば、とてもひどいと思います。ただの愚痴ではありません。今だからこそ、彼らが学習できる場について、社会で考えてほしいと思うのです。どうぞ苦しむ親の気持ちをご理解ください。(東京・K子)
あなたの罪悪感を粉砕!
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
息子さんのためにと見つけた場、梯子を外されたようなお気持ちだったでしょうか。
受け入れ対象を明確にしていなかったという落ち度があったかもしれません。
支援学級への参加の有無で指導の体制がすごく違うのであれば、会社的には良心的な応対と言えるのかも。
選択肢がもっと増えてほしいという相談者さんの思いはもっともです。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「隠れた自己」
・では、どうするか「真実」
・得られるもの「セクシャリティー」
・現状「運命の輪の逆位置」
カードを参考にいまぷ ならこう答える
ただの愚痴ではありません、と書かれていますが、相談者さんに必要なのは「ただの愚痴」をこぼせる場なのではないですか。
愚痴れてますか。
いまあるしんどさをただこぼすだけ。
それだけでも背負っている重さが少しは減りませんか。
息子さんのことをずっと心配して、気が休まる時も少なかったことでしょう。
鎧を脱いで出しにくい思いも出せる場所、それこそが相談者さんに必要なものと思われます。
それがこの人生案内という場所だったのですね。
でも、愚痴っていいんですよ。
ほんましんどいわ
家庭教師の会社、なめとんか
私、こんなに気ぃ使ってんのに
息子さんを育てる環境で、闘うことばかりではお疲れでしょう。
息子さんという乗員を乗せる船として、船のメンテもお忘れなく。
回答は大野裕(精神科医)さんです。
お話の通り、発達障害と診断された子どもさんが安心して学習できる場が限られているのは事実です。そうした子どもさんの学習機会の充実を図ることが社会的に重要だというご意見には、私もまったく賛成です。
発達障害の児童を受け入れるための施設、雨後の筍のように増えてますけど、いずこもなかなかの出費を強いられるようで。うまい商売やな、と思う私を許してください。