30代の会社員男性。結婚して8年目の同年代の妻にPMS(月経前症候群)やかんしゃくがあり、どうしたらいいか分かりません。
・妻は自分の考え以外に耳を傾けず周囲に当たり散らす
・夫婦ともにギリギリの年齢で妊活を始めた
・そのため(?)妻にPMSやイライラが頻発
・その度に「理解してくれない」という
・妊活もうまくいかない
・どんな手を使っても我が子を手に抱くと言われハッとした
・妻にはできる範囲のことをしてきた
・しかし仕事で家を空けることも多く給与も良くない
・私には何の存在意義もないのだ
妻とは駆け落ち同然でした。生半可な気持ちで結婚したわけではなく、私の悪いところを変えれば、うまくいくのではとも考えています。離婚すべきか、努力が足りないのか、どうしたらよいですか。(兵庫・R男)
あなたの罪悪感を粉砕!
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
相談文を5回読みました。
妊活がうまくいかないこと、給与が少ないこと、妻さんが人の意見に耳を傾けないこと、駆け落ち同然だったこと、相談者さんが一番堪えているのはどの部分でしょうか。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「隠れた自己」
・では、どうするか「選択」
・得られるもの「豊かさ」
・現状「星」
オレは種馬かよ
種馬以外のオレは用無しかよ
これが相談者さんの偽ることのないお気持ちではないかと。
駆け落ち同然で結ばれた強い繋がり、妻さんを思ってできる限りのことをされてきたのに、それが否定されたかのように感じられているのでしょうか。
大切な妻さんが御し難くなってしまったの、PMSの影響としてしまいたくなるのも致し方なし。
「星」のカードが出てます。
夢がかなう、希望がかなう。
相談者さんが妻さんと結婚されたのは何のためでしたか?
人がぶれてしまうのは、手段と目的の違いが見えなくなってしまった時です。
妻さんにとって、婚姻関係は子作りの手段となっている。
いえ、なっていません(どっちやねん。
支え合うはずのパートナーシップが、子作りの手段になっている、と相談者さんは思いそうになっている。
違う、違う、そうじゃない、オレたちの関係は手段として成り立っているものではない!
ご自身のアイデンティティが手段に飲み込まれそうになっている。
そこで姿を現しているのが「お給料イマイチ」というご自身の引け目のようなもの。
いえ、引け目ではありません(どっry。
それを持ち出すことでしか、妻さんとの関係を否定することができないということ。
妻さんが人の話に耳を傾けないというのが本来の資質なのか、PMSのせいなのか、それはわかりません。
妊娠出産にまつわることは、女性と男性では受け止め方も違うことでしょう。妻さんのお気持ちが離れてしまったと感じることが増えてしまうのは、寂しいものですね。
確かに妻さんは不安定かもしれませんが、それをどう受け取るかは相談者さん次第。
努力が足りないとご自分を責めることはどうかなさらないでください。
妻さんをどうにかすることはできません。
相談者さんが妻さんにしてあげるべきことは、旅行に連れて行くことなどでもありません。
今回のような時に姿を現す「どうせ」という気持ちをなくすこと。
「どうせ」の穴を子種製造機という役割で埋めることができたとしても、別の機会に違う「どうせ」がやってきます。
妻さんに「してあげる」という意識をなくすこと、それが先決です。
回答は大野裕(精神科医)さんです。
お互いの思いを大切にしながら一緒に生活する方法を一緒に考えてみてください。
お二人が一緒にいられることの大切さを取り戻されますように。