主旨)人生案内をネタに好き勝手を書く
50代の会社員男性。大学に昨春入学した息子について相談です。高校1年の終わり頃、コロナ禍での長期休校後からゲーム漬けになり、学校を休みがちになりました。どうにか卒業でき、大学に進学しました。
・そんな息子から「他の家族には内緒にしてほしい」という前提で相談を受けた
・大学をやめて、働いて一人暮らしをしたいとのこと
・友人ができず、孤独で休みがち、授業にもついていけず、必修単位を落としたよう
・10月頃からは学校に行かず、家でゲームをしていたよう
・今春からは履修登録すらせず、罪悪感から相談したという
・妻には怖くて言えないようだ
本人は、一人暮らしで自活という甘えのない状況に追い込まれないと怠け癖は治らないと言います。ただ、本気で職を探している感じでもありません。大学で立ち直って卒業してから社会に出てほしいのですが、どうすればいいのか分かりません。(滋賀・T男)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
本当にやりたいことがあるのではなくて、単に今の場所から逃げ出したいだけなら、場所を変えてもまた同じことの繰り返しになる恐れが極大。
しかしやっとSOSを発することができた息子さん、その思いはすくいとってあげなくてはですね。
お母さんがなぜそうも怖いのか。そのお母さんの元で育ってきたことが、息子さんにどのような影響を与えたのか。
それを明らかにする必要があるように思われ。
今日は易に尋ねてみます。
・本卦:山風蠱の5爻
先代からの腐敗を正して、名誉を得られる
・裏卦(自分の本音):
・賓卦(相手の本音):どちらも沢雷随
時がめぐればあるべき状態となれる
・互卦(解決策):雷沢帰妹
本来あるべき道に進む、求められてなら尚よし
・之卦(未来):巽為風の5爻
正しい道を衆知させるには時間がかかる、しかし最終的には吉、変更の段取りは丁寧に行うこと
息子さんの「一人暮らしで自活」という意向に後押しをするものではないですね。
同じ事柄に遭遇して、平気な人もいればダメージくらう人もいる。コロナは息子さんの中の弱った部分を直撃したのでしょう。
何が弱らせたのか。
どうも、お母さんの中の「ねばならない」っぽいですけど。
長い人生、階段の踊り場のような時も必要です。相談者さんは息子さんの盾となって、回復の機会を確保してあげてください。
学校は休学なりなさって。
回答は藤原智美(作家)さんです。
大学の相談窓口などを通して、信頼できる専門家のアドバイスを受けることも検討してください。当面は結論を急いで無理強いすることなく、彼の悩みを共有し、ご夫婦でともに息子さんを応援されることです。
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