90歳母の世話 時間奪われる[読売新聞人生案内/20230804分]

主旨)人生案内をネタに好き勝手を書く

60代の会社員女性です。15年ほど前に離婚をして、子ども2人は独立しています。今は90歳の母と自宅で2人暮らしです。私は2人姉妹の姉で、妹は車で15分ほどのところにいます。母の買い物や病院の付き添いは妹が担当しています。

・現在、私には人生のパートナーがいる
・600キロほどの遠距離交際
・趣味の登山や旅行など毎月どこかに出かけている
・仕事をやりくりし、母に作り置きの食事を用意して、慌ただしく出かける旅行や登山に疲れ気味
・母を見送ったら一緒に暮らす約束をしている
・母は元気なので約束は当分果たせそうにない
・私も先が見えてきた年齢で、このまま母に時間を奪われて生きていくのは嫌だと思っている
・平穏に暮らす日常がほしい

母から離れ、彼と生活を始めることはいけないことでしょうか。一緒に住んでいる子どもは親を最後までみとらなければいけないのでしょうか。こんな生活がいつまで続くのかと考えるとつらくなります。(埼玉・V子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

>このまま母に時間を奪われて生きていくのは嫌だと思っている

なんで「嫌だ」じゃないんですかね。「嫌だ」でいいじゃないですか。

今日は易に尋ねてみます。

・本卦:離為火の初爻
夜明け前で物事がよく見えない、夜明けまでまつべき

・裏卦(自分の本音):坎為水
艱難辛苦の中でも真を貫かなくてはならない

・賓卦(相手の本音):離為火
力を発揮させてもらえるものにつくべき

・互卦(解決策):沢風大過
重みに耐えきれず棟木がたわんでいて危険

・之卦(未来):火山旅の初爻
せせこましい利益だけを求める

卦を参考にいまぷ だったらこう答える

火山旅がいうところの「せせこましい」、これが何を意味するかというと、相談者さんひとりでチマチマとやってしまうということです。

お母さまの問題を相談者さん一人の「小さい問題」に納めてしまわず、多くの人が関わる大事にするのです。他の人を巻き込むのです。

相談者さん以外の方々の知恵を引き出すのです。

人生の大切なパートナーさん、相談者さんとパートナーさんが一緒に幸せになるためには、お二人ご一緒になってお母さまのことを考えていただきたい。

それを厭うようならば、都合が悪くない部分だけで関わる「せせこましい」関係でしょう。

そして大前提、誰かの犠牲の上に成り立つ幸せはありません。

お母さまに、娘の幸せな姿を見せてあげてください。それが何よりの喜び。

私のせいで娘が犠牲になった、と思わせるより。

回答は山田昌弘(大学教授)さんです。

別に住んでも、無理のない範囲で、母親に孝行すればよいと思います。うまくいくことを祈っています。

自分を犠牲にすることが徳を積むことだと勘違いしている人の多さときたら

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