スチームアイロンではシワはちゃんと伸びないってご存知でした?
スチームアイロンより、昔ながらの霧吹きの方がいいんですって。
なぜなら(ry。
というわけで(どういう?)第4回毒親選手権は「アイロンパパ」をご紹介いたします。
アイロンパパの娘さんだから、アイコさん(仮称)にしようかな。
アイコさん、とっても優秀なんです。
優秀、かつ、ホイホイなんです。
なによ、ホイホイって!
アイコさん、「無能な上司&無能な同僚&無能な部下」ホイホイなのです。
なんの呪いか!というくらい、アイコさんの周りは「無能な上司&無能な同僚&無能な部下」だらけなのです。
アイコさんの有能さは、無能の尻拭いにばかり費やされているのです。
さすがアイコさんや!と無能どもから評価されても、ちっとも嬉しくありません。
そりゃそうです、本来やるべき仕事は遅々として進まず、無能の世話ばかりさせられているのですから。
もう、ウンザリ、やさぐれるアイコさん。
おまけに、アイコさんの手助けなしにはなにもできない無能上司が、いくら上司とはいえアイコさん以上のギャラをせしめてる。
やっとれるかい!
頑張っても無駄
女は損
やる気が削がれていきます。
「有能な方が己の能力に見合ったものを得られていない」案件、これはもう、2つのパターンしかありませんで。
・自分で己の有能さを認めることができない
・有能さを出し渋る
前者は、認めてもらえなかった痛みゆえ。後者は、有能であると損をしてしまうからです。
強いて言うなら、後者の方がこじれてます。
力、発揮なんかしてやるもんか!という強い意志がありますゆえ。宝の持ち腐れは腐敗臭がひどいのです(違。
さてアイコさんはどっちなんでしょう。
アイコさん、自分が有能だという自覚はあります。
しかし、それを認めてくれていなかった人がいました。
アイコさん、バリバリ仕事したいです、どんどん片付けて、より良いシステムにしていきたいです。
しかし、無能どもが足を引っ張ります。
したいのに、できない。いわば、アクセルとブレーキを同時に踏んでる状態。
脳は自分の中にある前提を満たしたものしか引っ張ってきません。
引っ張ってくるという表現に語弊があるなら、前提以外のものは弾き飛ばすのですよ。耳や目に選択肢として入ってこないのです。
・評価されない(無能よりギャラが安い)
・力を発揮できない(無能の尻拭いばかり)
この現象にはいったいどんな前提があるのでしょうね。
アイコさん、長女で弟さんが二人、当然のように「お姉ちゃんだから」と呪われています。
・お姉ちゃんだから弟の世話をしてやらなくてはならない
・弟たちは好きなことをさせて貰えたけど、自分はさせて貰えなかった
・勉強を頑張ったけど、たいして褒めて貰えなかった
いずれも、「そう、そう、それ、それ!」とヒットするのですが、腑に落ちるには至りません。
おまけにですね、無能チームに邪魔されつつも思ったシステムを作れた、そんな時に「やったー!」と喜ぶのではなく、私ばっかりしんどい思いをして作ったシステムで、無能チームが楽になるってなんかやるせない!となるのです。
これは、成果を受け取れていない、となりますね。多分、多分ですが、「アイコさんのおかげや!」「アイコさん、すごい!」
という声も耳に入っていないかと思います。
いつまでも出し渋っていてはダメですね、アイコさんに有能さを正当に受け取らせなくなったものの正体は。
お部屋で勉強していたアイコさんにお父さんから「アイコ!洗濯物にアイロンかけんかい!」と指令が。
え?なんで私?勉強してるんだけど?弟たちは遊んでるんだけど?
お前は女やないかい、アイロンは女がかけるもんや!と有無を言わさず。
お姉ちゃんだから、というのも大概ですが、「女だから」の拘束力が強くないですか?たとえお姉ちゃんじゃなくて妹だったとしても、「女だから」と男であれば免れることを課されてしまうのですよ。
理不尽上等!
この光景から生み出された前提(ビリーフ)は
・女は損だ
・勉強させて貰えない
・勉強での評価は望めない
・女は男より割を食う
こんなとこでしょうか。
ちなみにアイコさんのお父様、山口の方です。九州男児といえば男尊女卑、家父長制の申し子と定評がありますが、山口の男性もヒケを取らないのですよ。
幼い頃の、些細なといえば些細な出来事です。そんなことが何十年も影響するなんて?と思われることでしょう。
大人の自分から見返してみれば些細なことかもしれません。
でも。
子どもの頃、まだ世界の中身が親であった頃には、絶対君主の親の価値観は子供をがんじがらめにしてしまいます、姿の見えない呪いとなって。
有能な女性ほど、呪いに縛られていることが多いです。
女はたしかに損かもしらん
小さい頃にその切れ味の鋭さを発揮されている方ほど。悲しいことに。
親にとって御し難い子ほど抑圧されます。
力のない親ほど、力のある子を抑圧します。
鷹をうんだトンビの悲しさよ。
我が子がタカであることを喜べるなら、どれだけ親として幸せか。
力を発揮できることは損などではない。
自分が発揮した力はそれに見合った成果をもたらしてくれる。
アイコさんの前提がはやくこのように書き換わりますように。
お父さんに認めて欲しかったよね。
丶(・ω・`) ヨシヨシ