恥ずかしいけど正直に告白します、ワイルドチルン、通称ワイチルさんを知ったのは、ボーカルのカラスさんが富山出身の木こりと紹介されていたことで(木こりというか林業に従事されています)。
おまけに、30代を青春と言っていいなら、私の青春の全てをかけたアンジーのベースだった岡本さんがワイチルのベースだという。
これは聞くしかないだろ、とCDを取り寄せたところ、ど・ストライクの音でまいった!
デヴュー・アルバムが『ブルース&ソウル・レコーズ』誌のベスト盤に輝いたW.C.カラスが、スライド・ドブロ・ギターの名手Chihana(チハナ)と組んだロックファンにも衝撃となるバンドWILD CHILLUN(ワイルドチルン)『Rock & Roll Fantasy』の登場だ!!
ヤサグレたカラスにChihanaの繊細なギターが絶妙に絡みつく。メーターも振り切った血湧き肉踊るハード・スワンプ・ロックン・ロール・アルバム! 支えるのは岡本雅彦(元アンジー、現G.D.FLICKERSなど)+宮坂哲生(夜のストレンジャーズ)の極太のリズムセクション。サザンROCK・SOULファン、アメリカーナ、JAMバンドファンにも嵌ること間違いなし、日本人によるアメリカン・ルーツ・ミュージックの金字塔! 大音量で聴くべし!(アルバムレビューより)
初めてのライブ、あまりのカッコよさに倒れそうになった。特にギターのチハナさん、お人形みたいでしたよ!!
チハナさんのソロも貼っときますね。
ワイチル2回目のライブ、対バンがモンスターロシモフで、そこからロシモフも沼ってしまいましたw
ロックンロールのお父さんはブルース、ブルースはもともと黒人奴隷が過酷な日々をやり過ごす為の音楽でした。歌詞はどれも、昇華された怒りや諦めが深い陰影となっています。それを日本語でやっているのがワイチル。泣けるよ!
今回、一番印象的だったのは岡本さんのベースの饒舌さ。一歩も二歩も前に踏み出す感じでした。
会場となったお店は、これが令和の日本であることを疑いたくなる、ブルース臭プンプンぶりで、近所にあったら通うのにな。