終)お母さんは沢村貞子

↓これの続き

2)お母さんは沢村貞子

沢村貞子より幸田文の方がよかったかも。

100%抑圧の結果のいい子だったら、まだマシだったかもしれない。

ハルコさんはね、あえて、自ら、いい子を選択されたのです。

ハルコさんにしたら、非いい子ってダサいんですって。

聞き分けのいい「いい子」、感情を剥き出しにして、他者と衝突をする、そこには荒っぽい言動もあることでしょう。

そういうのをね(どういう?)、みっともないって思っちゃうんですって。

感情なんかないことにして、シレッとしてるのがいいんですって。

↑これはジレット

みなさんご存知のように(知らんか)、生まれた時からシレッとしていられる人間なんかいません。

赤ちゃんは自分の望みを伝えるために、生きながらえるために、泣いたり叫んだり笑って愛想を振りまいたりします。

感情を出さない=シレッと

これはハルコさんが生育過程において後天的に獲得したものです。

何らかの、外的要素の働きかけによって。

いえ、外的要素ではありません(どっちやねん。

ハルコさんのお母様は、夫にかしずくことを美徳とされるかたでした。

夫の意向、最優先。

そのお話を伺って、「沢村貞子みたいやな」と思ったのです。

姿勢を崩さず、夫からちょっと離れたとこで待機してる、みたいな。

お父さまが望まれたからか、お母さまが元々そういう気質の方だったのか、それはわかりません。

が。

感情を露わにして声や動きを大きくすることは、好ましくない、とハルコさんにはインプットされてしまったのでしょう。

強いられて、仕方なく従うのではなく、それってダサい、というように。

ダサいと思ってること、出来ませんやんね。

うるさくして叩かれた方がまだマシ。

感情、気持ち、本音に左右されて言葉や動きを大きくすることは、ダサい。

その美意識では、本音で動く息子さんがジャッジすべき存在となってしまうことは致し方ありません。

早くに諦観された娘さんと違い、息子さんはまだ抗っていらっしゃったのでしょう。

いえ、抗っていま(ry。

娘さんも息子さんも、お父さんの愛情は条件付きであるとわかっていらっしゃるそうです。

ありのままの自分では愛されないのだな、と。

これ聞いた時、ちょっとびっくりしまして!!

子どもにそんな思いさせてていいの?

条件付き、親の望むいい子でないと愛されない、ありのままの自分ではダメだ、そんなこと思わせていいの?

条件つきで大事にされてる自分でいいの?

1回目のセッションが終わった後、夫さんのこれまでの仕打ちを思い出し、こんな事をする相手とどうして結婚してるんだろう、って思われたそうです。

夫さんには夫さんの穴ぼこがありました。

穴ぼこを持った同士って、ジグソーパズルのようにうまくハマるんですよね。

互いの穴を埋めるかのように。

結論、条件付きの愛情、そして感情を出すことをダサいと思っていらっしゃったこと、この2つがハルコさんの問題の原因です。

いえ、原因では(ry。

いかんせん、1時間のセッションを2回だけです。

フルセッションを行なっていません。

みなさんご存知のように(知っといてください)、1時間のセッションを5回やったって、3時間半のフルセッションと同じところには辿り着けないのです。

30×3 not = 90

↑ぜひ、お読みください。

なぜお母さまはかしずく妻になったのか、それがわかればもっとスッキリすることでしょう。

シレッとしてないとダメ、そこから解放されますよ。ハルコさん、ぜひフルセッションでストッパーを取っ払ってください。

子どもらしく、ワガママいったり、うるさくしたり、じゃれついたりしたかったよね。

丶(・ω・`) ヨシヨシ

最後までお読みくださりありがとうございました✨
ブログランキング・にほんブログ村へ 
⬆︎ポチッといただけると励みになります♪

この記事をシェアする
関連記事はこちら
アーカイブ