15歳女子 醜い社会に失望[読売新聞人生案内]

主旨)人生案内をネタに好き勝手書く

15歳の女子中学生。生きることに疲れました。

中高一貫校に通い、充実した学校生活を送っていますが、最近、漠然と社会に疲れを感じ、自分に失望しています。誰かを蹴落としたり、良好にみえる人間関係もうわべだけだったり、人を信用できない世の中。私は未熟で何もできません。頑張って勉強しても努力が報われるとは限らず、人はいつか死んでしまいます。

自らの権力や立場を高めようと戦争や汚職事件を起こし、罪のない市民を悲しませる人がいます。人間は醜く、存在してはいけないと感じるようになりました。

以前は勉強や部活に打ち込み、人との関わりに幸せと喜びを感じていました。近頃は何ごとにも無関心で人を避けています。哲学的なことを考え、現実に集中できません。どうしたら社会の残酷で汚い部分を気にせず、楽観的に生きられますか。(埼玉・T子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

5歳でも10歳でも15歳でも疲れる時はありますよね。

疲れた時は、疲れが取れるまで休んだらいいですよ。

社会の残酷で汚い部分に自分も侵されちゃったら、って怖くなっちゃいます。

しかし、社会の残酷で汚い部分に目を向けない人は、自分たちだけのユートピアに閉じこもるだけのこと。

それを目にできるのは、立ち向かう心意気を持つ人。

自分は汚されない、汚さない、泥をかぶったって洗えば済むこと、と思えたらよくないですか。

そのためにはどうすればいいか。

今日はカードに尋ねてみます。

🔸ブロックしているもの「死の誘惑」

外に出たら楽しいってわかってるのに、めんどくさー、って中に籠っている状態

🔸では、どうするか「信頼」

目指す場所をまず決める、そして自分は絶対にそこに辿り着ける、と自信の根拠となるアクションを起こす

🔸得られるもの「喜び」

たくさんの人が集う、ポテンシャルの高い場の中心となることができる。人がいっぱい寄ってくる。

🔸現状「吊るし人」

あえて停滞する、ということの象徴。それは停滞することにメリットがあるから。停滞するより進む方にメリットがあると思えたなら、自然と進むことができる。

カードを参考に、いまぷならこう答える

こう見えても(どう?)カード開く時はいつもドキドキなんですよ。

今日はわざわざ選んだか?ってくらい、ドンズバなカードです。

中高一貫校には、入学する前から準備が必要だったことでしょう。

目指す学校に入って、そこの環境に順応して、周囲との足並みが乱れないように頑張って。

心も身体も疲れていたのではないですか。

汚れたものを目にして、それに耐える余力がなくなっていたのではないですか。

まずはT子さんが絶対に傷つかない環境に一時避難をなさってください。

美しいもの、優しいもの、自分の力を信じられるもの、そういったものに囲まれてください。

心身ともに癒されたなら、顔をあげる元気も取り戻せることでしょう。

そして、T子さんが好ましいと思える汚くない、残酷でない世界の一因となることを目指してください。

その信念に共感する人が集ってきます。

汚れた壁にぶつかったなら、汚れが取れるまで休んだらいいのです。

T子さんを心身ともに強化してくれる「哲学」との出会いがありますように。

回答はいしいしんじ(作家)さんです。

そのために本を読む。あなたの前に考え、考えぬいた人のことばに触れる。プラトン、遠藤周作、ドストエフスキー、深沢七郎など。哲学は楽しい。アイススケートと同じく、道具をうまく使いこなせたなら、たったひとりが幸福になる。

まさかの深沢七郎!私もハマったのは高校生の時だったかなあ。

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