主旨）人生案内をネタに好き勝手書く
２０代半ばの女性教員。食事に興味がありません。
実家にいた頃は、深く考えずに母の作ってくれた料理を食べていました。家族一緒に食べる時間に意味があったと思っています。
大学進学を機に一人暮らしを始めて５年たちますが、一人で食事に向かう気力が持てず、つらいです。生きていくために食事は必要不可欠で、きちんと栄養を取りたいとは思いますが、食べたいものがわからない私はおかしいのでしょうか。
自炊したいのですが、何を作ればいいのかわかりません。適当にインスタント麺を口にする日はよい方で、何も食べなかったりヨーグルトで済ませたりすることも。外食にも前向きになれません。毎日違うメニューを用意してくれていた母を尊敬するばかりです。
きちんと食事をして健康的でありたい、食事を楽しみたい。私には高すぎる目標ですか。（大阪・Ｓ子）
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
食べることに興味がないのではなく、自炊のノウハウがないだけかもしれませんね。
エミューというでかい鳥と暮らしている女性をご存知ですか？
この方の動画で以前見たのですが、食事の支度をする暇もない時があるので、そういう時のために冷凍のおかず（サブスクもの）を購入されてるとのことでした。
ふーん、便利そうだな、と一度購入してみましたが、容器がデカくて冷凍庫がいっぱいになってしまい、瞬殺で解約。
解約アンケートの回答に「冷蔵庫がいっぱいになるから」というのがあり、なんや、分かっとんやないかい。
利用規約に冷凍庫の大きさも条件にしとけや。
えっと、なんの話だっけ？
あ、そうそう、私も社畜時代は食べる暇などなく、カロリーメイトで３食という時もありました。
電車の乗り換え時に立ち食いそばをかき込むのが主食って方は栄養失調で倒れてました。
えっと、なんの話だっけ？
そう、忙しいとは「心を失う」と書きます。心にも体にも余裕がないと、食べることを楽しむことなどできません。
Ｓ子さんは親元から離れて忙しいあまり、自炊の習慣、スキルを身につけ損ねただけですよ。
安心なのは、Ｓ子さんにはお母さまが作ってくださった食事の幸せな記憶があるということ。
それがあれば大丈夫です。
まずは日々の生活で何もしなくていい時間を作ることから始めてみませんか。
何もしなくていい時間、何をしてもいい時間。そんな時間を食べることにつながることに使っていただけるといいですね。
食べることとお料理は別、お料理のハードルが高いのなら、たとえ気が乗らなくても評判のいいお店や気になるとこに食べに行ってください。
これは食べることと仲良しになるために。
こんな本もありますよ。
食器を買うというのもありですね。
いろいろ見てたら欲しくなってきました！
ひょっとしてS子さん、お母さんの味が恋しいだけだったりして。
回答は最相葉月（ライター）さんです。
辰巳さんは、「おつゆ―露」とは「露が降り、ものみな生き返るさま」と書いておられます。欲張らず、身近な野菜や肉から始めてみてください。自分をいたわるために、そして、あなたを守り育んでくれたお母様の心づくしの料理へのお返しとして、いつの日か作って差し上げられるように。
お客様の満足度やニーズを把握し、より良いサービスを提供するためにアンケートを実施しております。
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