主旨)人生案内をネタに好き勝手書く
実家に暮らす30代半ばの無職男性。同居の父親とはほぼ話さず、24時間、365日1人です。いわゆる引きこもり状態です。
母親は4年前に亡くなり、弟とはずいぶん前から不仲です。掃除や洗濯、ご飯の用意は自分でしています。
20代から、子どもの頃に戻りたいとの思いがあり、就寝時の夢に出てくるのも、子どもの自分と小学校の同級生ばかり。夢の中では幸せです。今がボロボロの状態なので、家族が全員そろい、弟と仲がよかった頃を思い出すのだと思います。
前に進むしかない、仕事をして外に出る必要があるとは思いますが、仕事の応募に踏み切れず、実際応募すると、不安でご飯が食べられなくなります。
同級生は働き、結婚しています。私は昔のままで、結婚願望もなりたい理想像もない。毎日、本を読んで過ごしている私をどう思いますか。(大阪・G男)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
G男さんは本がお好きなのですね、どんな本を読んでいらっしゃるのかな。
できていたことができなくなるのは、必要なくなったか、それをやり続けるためのエネルギーが枯渇してしまったか、そのどちらかであることがほとんどです。
エネルギーがなくなると、希望を持てなくなります。
希望を持てると、エネルギーが湧いてきます。
希望とエネルギーはセットです。
希望が持てないから外に出るエネルギーがない。
外に出るエネルギーがないから、希望を持てない。
多くの引きこもりの方は、このスパイラルをグルグルと回っていらっしゃる状況でしょう。
G男さんは外に出たくないわけではなく、一歩を踏み出すきっかけがないだけのように感じます。
今日はカードに尋ねてみます。
🔸ブロックしているもの「罪悪感」
引きこもってダメな自分、とご自分を責めていらっしゃいます
🔸では、どうするか「コミュニケーション」
自分の感情の言語化、自分のことをダメだと思っている人がいたらなんて声をかけてあげますか?それをご自分にしてあげていただけるといいですね
🔸得られるもの「真実の愛」
ひとりではない、支え合える存在と繋がれる
🔸現状「審判」
報われる、復活、再生
保たれていたバランスが、何かのきっかけで崩れてしまうことはあります。
お母さまを亡くされたこともそのひとつかもしれません。
弟さんは外に出ることがたまたまできているだけで、ひょっとするとG男さんと同じように疲れた心を抱えていらっしゃるかもですよ。
誰かとつながることはいつでもできる。
自分は引きこもってしまっている、と責めるのではなく、ご自身の、一人だけの時間や空間を大切になさってください。
本を読むことは良いナビゲーター、伴走者になってくれることでしょう。
ご自分を責めるのではなく、慈しむ、そうすればG男さんが大切に思っていらっしゃる方々との橋はまた繋がることでしょう。
回答は大野裕(精神科医)さんです。
仕事に就くというのは、最初の一歩としては大きすぎると、私には思えます。小さな一歩を踏み出すとき、自分一人で頑張りすぎないことも大事です。自治体にはいろいろな相談窓口があります。まず、そうしたところに相談することから始めてみてはどうでしょうか。
これがコネクトロンにお越しくださった方なら、まずは引きこもりのきっかけが何かを探りますけどね。
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