↓これの続き
⑤目指せ、良妻賢母!
忘れていません、忘れていませんよ!
キラ子さんのケース、身体の問題と心がリンクしている、貴重なケースとして紹介したかったのに!
身体を治さなきゃ心の問題も解決しないよ、ってことを言いたかったのに(言いたいならさっさと書けよ。
まとめます。
フェーズ①
キラ子さん、自分の身体に難ありと気付いていない。
頑張れないのは、自分が悪いのだ、と絶賛自責。
実は小さい頃寝込むことが多かったと思い出し、人生思い通りにいかないことが多かったのは体調の”せい”である、自分が悪いのではない、と気づく。
フェーズ②
自分が悪いのではないと気づけたものの、すぐに全てが好転するわけではなく。
自分がキラキラに弱いこと、そのキラキラを手にできないことに歯がみしていらっしゃいました。
いえ、歯がみしていません(どっちやねん。
キラキラが手に入らないことより、それを持っている人を羨んでしまうご自身をまた責めていらっしゃいました。
キラキラとは何か。
自身にお金をかけることができることでした、お洋服だったりアクセサリーだったり美容だったり。
なぜキラキラなのか。
小中高と、キラ子さんは体調が不安定で寝込むことが多かったです。
みんなと同じように元気に活動することができません。
小中時代って、運動神経がよくて元気が子がスクールカーストの上位層であることが多いですよね。
そういうリア充のことをキラ子さんは「キラキラしている」と表現されました。
キラ子さんは元気で健康な汗を撒き散らす彼女たちがキラキラと眩しかったのでしょう。
陽の光を浴びて外で走り回ることができないキラ子さんは、家の中で、お布団の中で自分を慰めてくれるキラキラを見出したのです。
それはアクセサリーだったり、目の保養になるファッション雑誌だったり。
欲しかったのに手に入らなかった(穴ぼこ)は陽の光のもとで動きまわるキラキラだったけど、キラ子さんはその代わりに室内でもお布団の中でも自分を慰めてくれるキラキラを求められたのです。
穴ぼこの正体がわかり、人を羨んでしまうとご自分を責めることから解放されました。
フェーズ③
キラキラを求めてしまうのも、元はといえば体調不良のせいです。
原因が分かっても、長年の自責癖からはなかなか解放されません。
頑張れないこと、人を羨んでしまうこと、この2つから解放されたキラ子さんが次に自分を責める材料としたのは、「ちゃんとお母さんをやっていない」でした。
誰と比べて「ちゃんとしていない」と思われるのか?
それはもちろん、ご両親でした。
ご両親は自分たちの楽しみは後回しにして、私たち子どもを最優先してくれた。
それに比べたら私は、つい自分の欲を思ってしまう、ダメ母だ、と。
冷静に、客観的に振り返っていただいたら、親御さんがしてくださっていたこと、キラ子さんもちゃんとお子さんたち、夫さんになさっています。
家族に滅私奉公しなくてはならない、という思いが自責となり、自分の wants や needs を持つことに激しく抵抗されていました。
この「自分を後回しにしなくてはならない」はキラ子さんの色々な選択にものすごく制限をかけてしまっていたのです。
フェーズ④
お子さんたちの嵩む教育費はキラ子さんをずっと悩ませます。
家計の節約は最優先事項。
自分でできるということはアウトソーシングの費用を抑えられるということ、キラ子さんはコネクトロンの針ツボタッチと易の講座を受けてくださいました。
大変熱心に実践してくださっているのですが、目的が「出費を抑える」なので微妙にズレるんですよ。
そして私の大失敗、キラ子さん体調が悪化しましたが、針ツボタッチで自分でなんとか治そうとされました。
針ツボタッチはプロの治療と同等のものではありません。
治療費節約のため、針ツボタッチでなんとかしようとなさったのです。
ちゃんと治療受けてくださいよ!と吠えても、だって治療費がかかるもの、とキラ子さん。
こうも治療に忌避感があると、治るものも治りません。
治療費節約、それは、自分に治療費をかけてはいけないということです(ご家族の治療費は惜しみなく出されると思うんですよ。
なぜ自分にお金をかけてはいけないと思っているのか。
フェーズ⑤
キラ子さんはこれまでお仕事を「やりたいこと」という観点で選ばれたことがありません。
ま、諸条件で選ぶのは当然とはいえ、どんな仕事がやりたいかと思われたことがないそうです。
キラ子さんの自責の根っこが体調不良にあると気づいたのは、お兄さまのことに言及されたから。
お兄ちゃんは私と違って元気だから
この一言に引っ掛かった私を褒めてくださいね!!
お兄ちゃんは健康で元気でやりたいことなんでもやって、まさにキラキラです。
そんなお兄ちゃんを、家族も応援します。
お兄ちゃんのようにやりたいことが具体的にないキラ子さんは、「あんた、お兄ちゃんみたいにやりたいことないんやから、大学行かんでええやろ?」とお母さんから因果を含められてしまいました。
キラ子さんになかったのはやりたいことではなくて、やりたいことをやる体力/元気だったのです。
ひょっとして、やりたいことの芽はあったかもしれませんが、思うようにならない体はそれを早々に諦めさせたかもしれません。
私はお兄ちゃんみたいにやりたいことがないから、とまた自分を責められるのですよ!
私にはどうせやりたいことがないから
そしてキラ子さんは消去法の選択の人生を歩んでこられたのです。
やりたいことをする、そんな選択があってもいいんだ、キラ子さんは思えるようになりました。
フェーズ⑥
やりたいことを仕事にするぞ!と意気込んだものの、なかなか見合う条件のものがありません。
見合う条件とは、勤務時間やギャラやらいろいろありますが。
なんと、キラ子さんには絶対に譲れないものがありました。
それは、家族が学校や仕事から帰宅した時は、「手作りの食事」で迎えなくてはならないというもの。
そうそう遅い時間まで外で働くことはできません。
だってゴハン作らないといけないから。作っておいて、家族にそれをレンチンさせるわけにはいかないから。
手作りにこだわっていらっしゃったのは、てっきり食費の節約のためかと思ったら、そうではありませんでした。
キラ子さんを縛っていた数々の呪いの中で、これが最強でしたね。
お母さまのお母さま、つまりキラ子さんのおばあさまですが、おばあさまは当時には珍しいキャリアウーマンでした。
家事に専念しないおばあさまは、周囲から冷たい眼差しを向けられていたそうです。
家事に不備があればおばあさまが非難される、ほら、外で仕事なんかしてるから、って。
おばあさまが指を差されないように、留守を託されたお母さまは自身に「ちゃんとしていること」を課せられました。
完璧な家事、ちゃんとした子でいること、「ちゃんと」はお母さまにとって最優先事項だったのです。
お母さまの「ちゃんと」はキラ子さんにも受け継がれましたが。
悲しいことに、キラ子さんには「ちゃんと」をやり切る体力がなかったのです。
お母さまからは責められます、なんで他所の子ができることがあんたにはできんのや、サボってばっかりではあかんよ!と、体を労るどころか責められるばかり。
お母さまは自分ができるから、キラ子さんの体調不良には思いが及びません。
「あんたはちゃんとできてない」と娘を責める母
「私はお母さんのようにちゃんとできない」と自分を責める娘
キラ子さんが「やりたいことを仕事にする」ことを最後まで阻んだのは、お母さまの呪いでした、「ちゃんとした母、妻、主婦でいること」という。
ゴハンを作っておいて、家族に「自分でレンチンして食べてね」と伝える、これだけのことがキラ子さんは20年近くもできなかったのですよ。
些細なことと思われますか?
これがいかにキラ子さんの選択肢を狭めていたか、どうか想像力を働かせてください。
フェーズ最終
自分を縛っていたものが、お母さまの「ちゃんと」の呪いであることがわかったキラ子さん。
初めて「やりたいこと」というポイントで仕事を選ばれました。
その嬉しいご報告がこちらです。
③目指せ、良妻賢母!
自分の身体を治すために治療費を費やすことへの抵抗もなくなり、治療に通っていらっしゃって体調もどんどん良くなっているそうです。
長年の体調不良からも、お母さまの呪いからも解放され、これからのキラ子さんの人生、さぞかしフットワークの軽いものとなることでしょう。
キラ子さんの事例で、強くお伝えしたいことが2つあります。
①物事がうまくいかないのは身体に原因があるのではないか、治療の可能性を探る
②やりたいことが見つからないのは、させてもらえなかったから/できなかったから
物事が「うまくいかない」と自分を責める方、やりたいことが「ない/わからない」と諦めそうになっている方、そうなってしまった原因が必ずあります。
それを探し、見つける機会をどうかコネクトロンにください。
やりたいことをやりたいように出来る、思い通りの人生、今からでも一歩を踏み出してみませんか?
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キラ子さん、これまでの分も人生を楽しんでくださいね!!