転職したいが父が大反対[読売新聞人生案内]

20代半ば、金融関係の仕事をしている会社員女性。転職を父に大反対されています。大学時代は別の業界を目指しましたが、内定をもらった今の会社に就職。父は「よいところに入った」と、安心していました。

3年ほど与えられた業務をこなしてきましたが、ずっと同じ仕事をすることに不安を抱き、転職活動を開始。今の仕事をいかしてやりたいことができ、自分が成長できる会社を見つけて、内定を得ることができました。

帰省した際、転職活動について父に伝えたら、「転職したら縁を切る」と反対され、驚きました。今後も転職を繰り返すのでは、と心配しているようです。内定先は大手で将来の不安は感じません。入社したら腰を据えて働くつもりです。

この年齢になって恥ずかしいのですが、これまでずっと父と相談しながら決めてきました。言うとおりに動いて失敗したことはありません。転職したいのですが、父の意向に反するのが怖いです。(静岡・F子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

20代半ばの方のお父さんだったら、50代前半までってとこですかね。

ふーん、そんな年齢でも昭和のガンコ親父みたいな人いるんだ。歳は関係ないか。

F子さんにあるのは「お父さんの意向どおりにやってきたからうまくやれてきた」というビリーフです。

つまりそれは、「お父さんの意向どおりにやらなければ失敗する」にたやすく変換されます。

怖い、怖いよ!!

お父さんからの呪いを解かなくてはなりませんね。

では、続きはセッションで(おい。

F子さんは自分の価値観で転職先を選ばれた。

不安も感じていらっしゃらない。

なんも問題ありません。

縁を切られたって大丈夫ですよ。

唯一の不安は前述しましたように、もしも失敗したらそれは「お父さんの意向に沿わなかったせいだ」というビリーフを作り上げてしまうことです。

これまでは確かにお父さんの選択は有益なものだったかもしれませんが、親の敷いた線路を歩むということは、それ以外の選択肢を知らないということです。

もっといいとこがあったかもしれんやん?

お父さんの意向に沿わなくてよかったら、自分でもっといいとこ選べるやん?

いいじゃないですか!

路線変更の第一歩が今回の転職。

これまでは普通車だったのが、グリーン車になるかも。

F子さんがもしもコネクトロンのフルセッションを受けてくださったなら、お父様に対しての感謝や大好きってのをいっぱい最発見できて、縁切られるかもとか怖いとかって気持ちがなくなりますよ。

そ、根っこにあるのはお父様への信頼や尊敬など。

その存在が明らかになると、自分の存在への自信になります。自己肯定感が上がります。

お父様から離れても大丈夫って思えるようになります。

さ、さ、F子さんもどうぞコネクトロンのフルセッションを受けてください(違。

回答は山田昌弘(大学教授)さんです。

父親にとっても子離れのよい機会と思います。

一時的に仲が悪くなっても、いずれ関係は修復し、お互いにもっと理解できるようになると思います。

故郷は遠きにありて思うもの、ってね。

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