２０代前半の会社員女性。私は、幼い頃から母に厳しく育てられました。母は、自分の親を小さい頃に亡くしており、もし私が同じ境遇になっても苦労しないように厳しくしたそうです。
母や周りの人に怒られないように機嫌をうかがい、母を喜ばせたい一心で勉強にも励みました。大人になった今も、無意識に人の機嫌をうかがいながら生きています。
感情を出すことが苦手です。自分の思いを伝えたら周りからどう思われるか、そればかり気になります。
一方、誰かに心配されたいという思いが強くあって、「自分のことを見てほしい」「気にかけてほしい」という気持ちが止められません。それは親だけでなく、友だちや職場の人に対してもです。心配されることが愛情だと思ってしまいます。
幼い頃、親に認められなかった経験から来る承認欲求でしょうか。どうしたら解消できるでしょうか。（滋賀・Ａ子）
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
常々もうしておりますように、問題のパターンってほんっと例外が少ないんですよ。
因果応報のパターンって、そんなにバリエーション豊かではないのです。
今回のＡ子さんのパターンは
親が厳しかった
↓
甘えさせてもらえなかった
↓
甘えさせてもらえる状況を必要とする
↓
さ、この先がどうなるか、賢明な読者の方はお分かりですよね。
病気が治らないのはなぜ？
病気になるんですよ。
病気になるしか甘える手段がないってことです。
承認欲求（この言葉の多用も好きではありません）を拗らせた大人はミュンハウゼン症候群とかになるのですよ。
Ａ子さんはご自分の状況が誰にでもあり得る、特殊なものではないとわかってください。
寒いとこにいたら風邪をひく、それと同じくらい当たり前のことなのです。
風邪をひいたままだと日常生活に支障をきたしますよね。
さ、風邪を治しましょうか。
そして、風邪をひいてるってことを周囲にわかってもらいましょう。
適切な配慮を求めることを恥ずかしがらないで。
どうやって風邪を治すか、配慮を求めるか、カードに尋ねてみます。
🔸ブロックしているもの「執着」
欲しかった時に欲しかった人から貰えなかったもの、穴ボコ。
🔸では、どうするか「役割」
他者から望まれる役割を演じるのではなく、真実の自分を生きることが求められている
🔸得られるもの「恵まれた才能」
未だ発揮されていない、ものすごい才能が眠っている。宝の持ち腐れ状態。
🔸未来「月の逆位置」
月は不安の象徴、逆位置なので、不安は解消されていく
Ａ子さんはお母様が望む役割をなさってこられた。
それゆえに、「周りから心配されたい」という役割をされている。
どちらも役割です、本来のＡ子さんではありません。
ずっと役割をされて来られたので、役割以外の本来のご自分の姿もご存じないことと思います。
心配されたいと思ってしまうご自分を、ヌクヌクの場所で落ち着いて過ごすことができなかったために、風邪をひいている状態と思ってください。
①風邪をひいているのは、特別なことではないと認める
②風邪を治すにはヌクヌクが必要、ヌクヌクすることを自分に許す
③足を踏み入れることを躊躇していたものにチャレンジする
役割をされていた方は、とにかく視界が狭くなりがちです。
これまで見なかったものを視野に入れるだけで世界の見え方が変わります。
自分が、保護を必要とするだけの弱い存在ではないことにも気づけるでしょう。
回答は山口恵以子（作家）さんです。
あなたをありのままで受け入れてくれる大切な人が、見つかると良いですね。二人で過ごしていくには、濃密なコミュニケーションが不可欠です。二人の間に築かれる愛と信頼が、あなたの心を満たしてくれるはずです。良きパートナーと出会い、あなたの良さを保ったまま、願いがかないますよう、祈っています。
「かまってちゃん」ってのは、「かまい」が足りてないんですよ。
気が済むまでかまってあげてください。
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