みなさんご存知のように（知らんか）私は離婚後食い詰めている時に知人の占い師から「あんたの天職は占い師や、私よりよほど売れっ子になるわ」と言われたことがきっかけで、占いの道に足を突っ込みました。
その御託宣（？）から間をおかずして、地方情報紙から「占いの記事を書かないか？」と声をかけてもらったのです。
それを件の占い師さんに報告すると、
ほーら、やっぱりね！
占いはあんたから離れへんで
と言われたのです。
そして占いの記事を書く際のコツのようなものもチラと伝授されました。
で、今もずっと毎月占いの記事を書かせていただいています。
ぱ・せ・り について
雑誌や新聞、フリーペーパー、いろんなところに占いの記事が掲載されていますよね。
中高生向け新聞に掲載されている占いが目につきました。
子ども向けの占いは結果や選択肢に首をかしげることが多く、どこからこんなの引っ張ってくるんや、といつも思っていたのですが。
が。
この記事の占い提供元を見て、あ、そういうことか、と得心いたしました。
これは多分、易占いなのでしょう。
私がこのコーナーの記事を作るならこのようにします。
まず、選択肢が４つなので、４つ卦を求めます。
※選択肢の数は、単にスペースの問題だと思います。星占いなら１２個だし、九星なら９個必要ですしね。
例えば、それぞれの卦が以下のようになったとします。
①水雷屯 二爻
＜爻辞＞
屯如、邅如、馬に乗りて班如。冦するに匪ず。婚媾せんとす。女子貞にして字せず。十年にして乃ち字す
②天水訟 初爻
＜爻辞＞
事する所を永くせず。小しく言あるも、終に吉
③火雷噬嗑 四爻
乾胏 を噬み金矢を得。艱貞に利ろし。吉
④山火賁 四爻
〈爻辞〉
賁如。皤如。白馬翰如。冦するに匪ず婚媾せんとす
これらの爻辞から、選択肢となるものをイメージします。
①バス
②タクシー
③自転車
④知人に送ってもらう
なんとなしにタクシーがイメージされたので、乗り物で統一することにします。
問題文はこんな感じ。
急いで行かなくてはならない場所ができました。そこに行くために、あなたはどの手段を選びますか？
選んだ結果は
①慌てて飛び乗らず、次のバスを待つ
②財布が痛まない距離だけ利用する
③なんならタイムアタックのつもりで
④お願いをしたことない人にこそ頼ってみる
と、してみました。
これがねー、パッと思い浮かぶ時もあれば、なかなかいい文章が出てこなくて悩む時もあるのです。
ちなみに、命占で本来は出生時刻が必要なものなのに、それを求められていない占いはアテにしないでください。
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