【人生案内】「手際悪い」指摘で料理苦痛に

20代後半の主婦。10年ほど前の学生時代、父方の祖母宅で下宿した経験が元で料理がとても苦痛です。

短大進学を機に下宿を始め、夕食作りを担当させられました。祖母と叔母からは「調理の間に洗い物は全て済ませるもの」「材料が足りないなんてありえない。ちゃんと買い出ししないと」などと、料理の手際の悪さを毎日指摘されました。高校を卒業したてで料理を急いで作る経験がなく、言い返せずに苦しかったです。父に相談しても聞き流されました。

現在は両親をはじめ、私側の親戚とは交流を絶っています。赤ちゃんの世話と家事をこなす日々のなか、料理中に当時を思い出してつらくなります。赤ちゃんが泣き出し、調理を急ぐ必要があると「もっと手際よくやらないと」と息が苦しくなります。気持ちの折り合いをどうつければよいですか。(東京・K子)

こんにちは
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。

そうですか、親族と交流を絶っていらっしゃるのですか。

それほどまでにご実家の環境はK子さんにとって居心地の悪いものだったのですね。

ご自分の役割を、過去の家族ではなく現在の家族に専念する、そのためにご実家との交流を絶たれたのは潔いことと思います。

それができなくて、いつまでも実家の親族から傷つけられ続けているという方も多いですから。

新たな傷を生まなくていいという点では、K子さんの選択は賢明なことです。

しかし、いくら新しい傷は防げても過去の傷がまだ癒えていなくて、K子さんに痛みを感じさせるのですね。

K子さんのみならず、大変多くの方が経験される「人はいかに過去によって傷つけられ続けているか」という現象です。

心の傷も身体の傷も同じと思ってください。

治っていないところは触ると痛いのです。

そこそこ長い時間が経過していてもまだ触って痛いということは、治っていないのです。

まだ傷は乾いていないし体液を滲出させ続けているのです。

>思い出してつらくなる
>息が苦しくなる

K子さんの傷が癒えていないシルシです。

治っていない傷にうっかり触れてしまい、「つらい」「苦しい」という痛みを生じているのです。

身体の傷も心の傷も同じです。

K子さん、まだ治っていない、触ると痛い身体の傷があったら、どうやって「折り合い」をつけて行きますか?

触ると痛いなら、触っても耐えられるように絆創膏を貼りますね。

身体の傷には絆創膏を貼ればいいですが、では心の傷には?

心の傷の絆創膏、それは「感じなくすること」なんです。

感じないように、一生懸命に心にフタをするんです。

すると、一時的に痛みは感じなくて済むのですが。

困ったことにこれには副作用がありまして、「感じたくないこと」だけではなく、「感じなくてはならないこと」にもフタがされてしまうのですよ。

感じなくてはならないこと

楽しい
好き
やりたい

等々。

自分をポジな方向に向けてくれるものに対してもフタがされてしまうのです。

するとどうなるか。

やりたいことがわからない
楽しいことがない

と、なります。

どうですか、副作用、怖くないですか。

そういう副作用があるとわかって、気をつけながら絆創膏を使用するのならいいですが、そうでなければ副作用の影響にもきづけない恐れがあります。

K子さんの現状、お世話が必要な赤ちゃんがいて、さぞかし余裕がないことでしょう。

親族と交流を絶っていなければ、サポートしてくれる人があるかもしれません。

K子さん、育児がしんどい、って言っていいんですよ。

思っていいんですよ。

ひょっとしてK子さんの中では、世間のお母さんはなんでも手際よくやるスーパーウーマンというイメージがあるのかもしれません。

スーパーウーマンのようにできない自分を責めていらっしゃるかもしれません。

その罪悪感に、過去に「手際が悪い」と責められたこと、庇ってもらえなかった痛みが上書きをしますね。

K子さんにオススメの過去の痛みとの折り合いの付け方

・今がしんどいという自分の気持ちを受け入れる
・育児なんてどこのお母さんにとっても大変なんだという事実を認める
・責められた過去の自分、庇ってもらえなかった過去の自分をヨシヨシする

さ、ここで「ヨシヨシってなんなの?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。

コネクトロンの「ヨシヨシ」は、痛みを感じたことに対し「平気平気」とフタをするのではなく、「痛かったよね」と受け止めることです。

K子さんね、ずっと受け止めてもらえてなくて辛いんですよ。

わかって欲しかったよね、手際が悪いって言われて嫌だったこと。

庇って欲しかったよね。

丶(・ω・`) ヨシヨシ

回答は海原純子(心療内科医)さんです。

まず、我慢せずにつらさを夫に伝え、休日などに夫と一緒に楽しく家事をする時間を作ってはいかがでしょう。あなたの味方になってくれる人を見つけ、手助けを頼んでみてください。また、少しの時間でも赤ちゃんの世話から離れ、自分の時間を持てるように自治体などによる一時保育の支援なども探してください。

悪いのは自分だって思ってると、助けの手を受け入れることができないんですよねー。

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