30代の会社員女性。子どもの頃から何度も感情的にどなりつけられ、殴られたため、父が嫌いでした。
行為の理由を説明すると口答えと捉えられて殴られ、「何がいけないのか」と聞き返すと「ダメなものはダメ」と納得できる説明はありません。何度も殴られ、「殺されるのでは」と恐怖を感じました。母は父に同調し、見ているだけでした。
身内に限らず、私が幼い頃、親切心でポストの郵便物を取って届けてくれた友人に「人の物を勝手に触るな」とどなっていました。
成人し、家庭を持った今の私には、定年まで大企業で勤め上げ、子ども4人を育てた父を素直にすごいと思えますし、父が不器用だとわかります。ただ、傷つけられた記憶からいまだに受け入れられず、就職後は必要があれば連絡をとる程度の関係です。年老いていく父を気持ちよく見送るため、心をどう整理したらよいですか。(兵庫・S子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
全国1000万の「お父さんから手を上げられたことがある」皆さん、今日の相談者さんはあなたと同じですよ!
S子さんが抱いてだらっしゃる気持ち、悩みを我が事として感じられるのではないでしょうか。
別に父のこと気持ちよく見送りたくないもーん
現時点ではそう思っていらっしゃるとしても、抱えていらっしゃる様々なモヤモヤから解放されて少しでも気持ちいいところに近づけるといいですね。
手を挙げられると人はどうなるか。
自分なんて大切に扱われるに値しない人間なんだ、と思っちゃいます。
そうですよね、どこの誰が大切なものに手を挙げますか。
大切なものは傷つかないように、壊れないように、丁寧に丁寧に扱うものです。
丁寧に扱われる価値のない自分
そう思ってしまうのは致し方ありません。
「価値のない自分」これがあなたにかけられた呪いです。
その呪い、あなたが何歳の時にかけられたかは存じ上げませんが、以来何十年、あなたは「価値のない自分」を生きていらっしゃるのです。
ご自分のことを「価値がない」と思っていらっしゃるとしましょう。
ここまで書いたことでお分かりいただけたと思いますが、あなたは「価値がない人間」として生まれたのではありません、「価値がないと思わされている」だけなのです。
そう思わせてしまったのは、お父さん。
お父さんの「せい」であなたは「自分には価値がない」と思わされ続けてきたのです。
ほんとは価値があるのに。
「ほんとは価値があるのに」
ほんとは価値があるのに、お父さんの「せい」で価値がないと思わされ続けてきた。
そのことによるデメリットはいかほどか。
デメリットばかりを押し付けられてきたことに対して、あなたが取るべき行動は何か。
怒ることです。
ちっきしょー、あのクソ爺、可愛くて有能な私に「自分には価値がない」って思い込ませやがって!!
怒りを出し尽くしてください。
怒りに身を任せてください。
怒るとは、自分の大切なものが損なわれたことに対する正当な抗議です。
大切な自分を尊重されなかったことに対し、力の限り怒ってください。
出し尽くすと、残るのは「自分が愛おしい」「自分は大切に扱われるべき存在だ」という気持ちです。
そんな大切なものを、どうしてお父さんは大切に扱うことができなかったのか。
これはお父さんの事情です。
お父さんにどんな理屈があって、そんなことをしたのかは分かりません。
それをうっかり「不器用だったから」とご自分に言い聞かせないでくださいね。
怒りを出し尽くすまでは。
どんな理由があったかは分かりませんが、自分の大切な子供を大切に扱うことができなかった可哀想なおっさんです。
ひょっとすると、密かに「大切な子供に手を挙げてしまった自分」とご自分を責めていらっしゃるかもしれません。
大切なものを愛でる機会を逸していらっしゃるのですよ、ああ、もったない。
もったないことしやがって
バーカ、バーカ!
そう罵るためにも、ご自分の大切度を上げてください。
「大切にされなかった自分」と、ご自分をかわいそがることが出来たなら、それをやり尽くしたなら、「大切な子供を可愛がることが出来なかった可哀想な人」とお父さまを憐れむことができるようになるでしょう。
その時までに、お父さまがそのことをわかってくださっているといいですね。
回答は大野裕(精神科医)さんです。
お父さまと上手に距離を取って、お互いが無理をせずに過ごせる関係を続けてこられたあなたです。これからも、今の距離を大事にしながら、ご自分の家庭を中心に生活していかれるのがよいのではないでしょうか。そうすれば、お父さまを気持ちよく見送ることができるようになると思います。
お父さんに大切にして欲しかったよね
丶(・ω・`) ヨシヨシ
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