40代のパート女性。70代の母はいわゆる「毒親」で、私は幼少期から精神的にも肉体的にも虐げられてきました。悪口が多く、かっとなるとすぐに手が出るタイプで、今も母の声を聞くと当時が思い出されます。ただ、良い面も知っているので、平常心で接するように努めてきました。
父は姉2人妹2人の5人きょうだいで、母はしゅうとめや義理の姉妹に悪口を言われるなど苦労したそうです。その愚痴を私たち娘3人は長年聞かされました。
一方、私のおばに当たる父の姉妹は幼い頃から遊んでくれ、会うと気持ちが落ち着き、前向きになれました。母に配慮し距離を置いた時期もありましたが、自分の気持ちを大切にしようと、交流を続けています。しかし、先日、私とおばの交流を知った母に「声を聞くのも顔を見るのも嫌なのになぜ交流するのか」と責められました。どうしたらよいですか。(東京・E子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
E子さんのおばさまにとってE子さんは「姪」、甥とか姪って可愛いらしいですねー。私自身は叔母とか伯母になることがないので、甥や姪の可愛らしさを実感できたことはないのですが。
毒親の実母さんに代わって、おばさまはE子さんにとって救いのオアシスのような存在なのでしょう。これは見落とされがちなことですが、可愛がる方にとっても、可愛がることができる時間ってのはオアシスなのですよ。だからこそ、可愛がってくれる。
おばさまにとってもE子さんとの時間はオアシスであるということ、お忘れなく。
実母さまにとっては、おばさまは自分に悪口を言った「しゅうとめチーム」の人間ということで、心を許すことはできないのですね。
>良い面も知っているので
これやー、これやがなー。こうやって親を庇ってしまい、自分の気持ちを優先できなくなってしまうのです。だからいっそ、虐待されて憎しみしかないって方が自分の気持ちを押し通しやすいのです。
そして、親の抑圧で育った子供がつい忘れてしまうこと。
それは、自分が親に一方的に抑圧されていた小さい子供のままではないということです。
少年漫画でよくあったんですけどね、父親からボコられるだけだった男の子が、ある時思わず父に反撃、自分がとっくに父親より大きくなっていることに気づき、以来、父を恐れなくなり父も成長した息子に手をあげることは無くなったっての。
E子さんはもう立派な大人です。親と対等な大人です。いつまでも子供の頃のように、親に忖度する必要はないのです。
おばさまが「おば」ではなく単なる好ましい年上女性だったとしたら?周囲から何を言われようとも、交流を続けられるのではないでしょうか。
E子さんの場合、おばさまとの交流が、実母さまの婚家への感情を改善する可能性もあるということ、頭の隅に置いておいていただけるといいですね。
回答は大野裕(精神科医)さんです。
しかし、あなたはもう、お母様の言うままに虐げられる小さい子どもではありません。きちんと自分の考えを持ち、行動することができる強い大人です。
これからは、お母様の考えを気にしすぎずに、あなたが大切だと思う人との関係を大事にしながら生きていくようにしてください。
実母さまとの関係を「母と子」から「大人同士」にアップデートしていただけるといいですね。
