20代の男子大学生。現在就職活動中で、公務員を目指して試験の勉強に励んでいます。ただ、第1志望と第2志望の進路のどちらを選択するか悩んでいます。
第1志望は、仕事内容にやりがいと魅力を感じており、ぜひ挑戦したいと考えている職種です。全国転勤があるものの、様々な地域で経験を積めるのは大きなメリットだと今は前向きに受け止めています。一方で、一か所に定住することは難しくなります。現時点で結婚の予定はありませんが、将来の配偶者や子どもに負担をかけるのではという不安もあります。
第2志望は、転勤による不安はほとんどありません。将来の人生設計を考えると安心感は大きいのですが、仕事内容ややりがいの面で第1志望ほど魅力を感じられてはいません。
現在はどちらも合格できるよう努力していますが、両方に合格した場合、その時点で迷いが解消されているかわかりません。やりたい仕事を優先すべきか、将来の生活を見据えた選択をすべきか、どう考えたらよいですか。(京都・X男)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
「どっちを選んでいいかわからない」、非常に多いご相談です。
択一はサイコロが得意なお題ですので、サイコロを振ればなんらしかの答えはでます。
しかし、サイコロで出た結果を受け入れるかどうかはまた別の問題です。
受け入れられないというのは、自分の中で既に定まっていたものとは違っていたからでしょうね。
だったら最初からそれを選べよ、って話なんですが、選べないのはなぜか、失敗への恐れです。
AとB、Aを選んでもしもうまくいかなかったら、Bを選んでいたらよかったなと後悔するだろうなあ。
常に失敗のほうにばかりフォーカスされるのですよ。
成功体験に乏しく、「でも」「どうせ」「だって」の3D言葉を多用される傾向にあります。
重篤な場合は、たとえ一つを選択してそれで成功したとしても、「別の方を選んでいたらどうだっただろう?」と常に後ろばかりを振り返られます。
つまりは自分の選択に自信が持てないということ。「自分で選択させてもらえなかった」、「自身の選択を否定されてばかりきた」という生育歴の方が多いです。
コネクトロン的な根本解決としては、否定された痛みを癒すことが必要ですが、そこまで時間をかけてらんないという場合のご提案が2つ。
①複数の選択肢それぞれのメリット・デメリットを数値化して比較する。
②ひとまず、やってみる
実際に手を動かして、①をやってくださったなら選択に向けて一歩を踏み出していただけます。
②を躊躇される方には、やはり失敗の恐れがあります。やってみて、思った結果ではなかったら、軌道修正はいつでもできるという考えをインストールしていただきたいですね。
というか、「やってみないとわからない」。
悩みに悩んで納得の上の選択でも、想定外の事態となる可能性はゼロではありません。その時に、「もう一つの方を選んでいたらよかったな」と後悔をされるでしょうか。
選択しなかった方を選んでいたらどうなっていたか、それは誰にもわからないのですよ。
わかるのは、「これからどうしたいか」だけなのです。
「ひとまず」やってみて、望むものでなければその時点でまた改めて選択をする。
人生ってこれの繰り返しだと思うんですけどねー。
「まず」は気持ちがより望む方を選ばれてみてはどうですか?選んでみて、「思ってたのと違う」となったら、また新たな選択をなさったらいいのではないかと思います。
回答は山田昌弘(大学教授)さんです。
今、ワーク・ライフ・バランスが重視されていますから、たとえ全国転勤のある官庁や企業でも、工夫すれば仕事、家庭双方とも充実できる環境が整いつつあります。そちらの心配は、家庭をもたれてから考えても遅くないと思いますよ。
