20代の会社員男性。昔からやる気が長く続かず、波の激しさに振り回されてきました。最初は意欲的に取り組めても、ささいなことで一気に意欲が落ちます。
家では無為に時間を過ごしがちなため、気分転換も兼ねて図書館やカフェへ行くようにしています。そうした場所では集中でき、「調子がいい」と前向きになるのですが、帰宅すると一気に集中力や意欲が失われて何も手につかなくなります。ひどい時は回復に1週間かかります。
両親のけんかが絶えない家庭で幼少期を送った経験が、感情の浮き沈みや意欲の不安定さと関係しているのではとも思います。これまではギリギリのところでやる気を奮い立たせ、何とか思い通りに進んできました。しかし今後、この傾向が強まっていくのではとの不安もあります。やる気の波とどう向き合えばよいですか。(長崎・G男)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
こんにちは!やる気が続かない選手権、神戸市代表の私がやってきましたよ!!
生まれた時に魔女に呪いでもかけられたんかと思いますね、「この子はやる気が続かなく、何かを成し遂げることができない大人にしてやろう」とかって。
「根気のない自分」って自責祭りにならざるを得ません。
根気を「誰もが持ってて当たり前のもの」とするなら、それを所有していないことに負い目をもってもしゃーないですが。走ることが速い人とそうでない人がいるように、根気だって持ってる人と持ってない人がいるんです。
G男さんは「波の激しさ」と書かれていますね、そう、まさに波なんです。大きな波を作るには大きな力が必要です。タービンを動かすエネルギーが必要なんですよ。そのエネルギーの所有量によって、「やる気」の波の大小や多寡は左右されるのです。
G男さん、カフェで調子が上がったあとは回復に時間がかかるとのこと。一旦使い切ったエネルギーの充電に時間がかかるということです。ですからご自分のエネルギー残量を意識して作業をコントロールされることがオススメです。
って、それができないからお困りなんですよね、コントロールのやり方をお伝えしなくては解決になりませんね、失礼しました。
エネルギーを思うようにコントロールして望む人生を歩んでいく。そのロードマップのためには、現在地の的確な把握が不可欠です。
車でいうなら、自分が何馬力の車であるかを認識することです。
人間が作ったようにしか動かない車と違って、人は無理をします、自分本来の力ではなく、他者から期待された数値、強いられた基準値に己を合わせようとします。
G男さん、生育環境でご両親のケンカが絶えなかったとのことですが、その影響がご自身のパーソナリティに影響していると思われるのでしたら、ご自身の馬力は安定した過程で育った人より少なくて当然だと認めてください。
安らげる過程で育った人が有するエネルギーより、自分の持つものは少ないのだ。十二分な馬力を持つ人と同じことをやろうとするのはそもそも無理なのだ。
与えられた安定や安心ではなく、自らそれを作り出さなくてはならないというのは、いわばハンデです。それを認めることは精神衛生上心地よいことではないでしょう。
だからこそ、追いつけ追い越せと無理をします。
自分の体、所有エネルギーにそぐわないやり方を自分に強います。
鞭打つだけのことを続けたら、当然心身は悲鳴を上げることでしょう。
G男さんがギリギリのところでご自身に鞭打つやり方を続けてこられたのが、そろそろエネルギーが枯渇してきたのではないかと思われます。
ひとまず充電をお勧めします。そしてロードマップの見直しをなさってください。自分の馬力、排気量に見合った負荷の掛け方。そして、充電の機会は多くとっていただけるといいですね。
何が自分の充電になるのか、ひょっとしてそれもご存知なかったりして?
回答は大野裕(精神科医)さんです。
それでも、突然気力が落ちることはあります。そうしたときに自分を責めないことです。今のように時間を上手に味方にして、動けるようになったときに少しずつ動き始めてください。このような工夫を意識的にできるようになれば、気分に振り回されすぎず、自分らしく生きていけるようになってくるでしょう。
「やる気の出し方」をレクチャーする書籍は掃いて捨てるほどありますが、万人に効くものではないからこそ、山のようにあるのでは。書籍の通りにやって効果がなかったとしても、自分を責めないでください。
メールマガジン読者登録いかがですか
ブログには書けなかったことを深掘りしております。
