みなさんご存知のように(知らんか)、ハチクロは私のバイブルです。
野宮にとって恋愛とは相手を傷つけるものなわけです。
つまり野宮の中には
恋愛 = 相手を傷つけるもの
というビリーフ(信念)が出来上がっているわけです。
対して、山崎のほうは
恋愛 = 相手を大切にするもの
さあて、どうしてこの2人の考えはこうも違うのでしょうか。
そら、わかりきったことですよね。野宮は過去にハッピーな恋愛をしたことがない。
相手を傷つけるような終わり方ばかりをしてきたのでしょう。
ま、もっと穿った見方をするなら、野宮の中には
女性 = 大切にするもの という考えがないわけです。
男性から大切にされた女性というものを見たことないのかもしれません。
つまり。
お父さんとお母さんはあまりハッピーな夫婦関係ではなかった。
山崎のお父さんはきっと、お母さんを大切にする人だったのでしょうね。
望むと望まざるに関わらず、親から植え付けられたものって大きいです。
とくに異性観、夫婦観、家庭観などは親の姿を見て形成されてる部分がほとんどでしょう。
人は持っているビリーフのままに世界を作り上げています。
恋愛は傷つくもの、というビリーフがあるなら、
山崎のように自分を大切にしてくれるパートナーとは巡り会えないのです。
もしもあなたが傷つけ合う恋愛を繰り返しているなら、それは、
恋愛=傷つけ合うもの、というビリーフがあるから。
誰がいつどこであなたにそんなビリーフを植え付けてしまったのか。
それを思い出すことが出来たなら
気づくことができたなら
今の自分にそのビリーフは不要であると思えたなら
山崎のようにパートナーを大切にしてくれる人と出会いは遠いことではないでしょう。