30代女性さま(Aさん、とします)、セッション後のアンケートにご協力いただきました、ありがとうございます!
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1:今回コネクトロンのセッションを受けることを決められたきっかけを教えていただけますでしょうか?
最初は前から行っていた◯◯屋さんや◯◯◯屋さんが皆Twitterでフォローされていたので気になっていました。母との関係を客観的に見てもらう人を探していたので、思い切って申し込みました。一度目ではとてもじゃないけれど解決し切れなかったのと、自分の中で気付きがあったのでまた申し込みました。
2:問題解決のためにコネクトロンと比較されたものはありますか?(心療内科、占いなど)
占いとかリーディ ングとか。
3:セッションを受けることに不安はありましたか?
特にありません。
4:セッション前にあった問題の原因は見つかりましたか?
大変腑に落ちました。結論は笑ってしまいましたが、とても嬉しい結果でした。
5:セッションは問題解決のお役にたちましたか?
役立ちました。方向がきっちり定まったという気分です。
6:コネクトロンのセッションを薦めていただけるなら、どのような方におすすめいただけますか?
人前で泣いたり、本音を出すことを恐れている人。一度出してしまえば楽になれると思います。
7:セッション時間と料金は見合ったものだったでしょうか?
見合っていると思います。今回は短めにとお願いしていたのと見合っていたと思います。
8:この内容をブログで公開させていただいてよろしいでしょうか?
大丈夫です。
あ、勿論私のセッションの内容も公開していただいて結構です。特殊な例なので、救われる人がいるかもですし(笑)
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公開OK、とありがたいことをおっしゃってくださってますが、うーん、どこまで書いていいんだろ。2度目のセッションでした。回数を重ねていただくことは有効ですね、前回には見えなかったものが出てきます。そしてお越しいただけるタイミング、まさに偶然ではなく必然なのだな、と思わされることが多いです。いろんなことがあって、そのまとめのためのセッションです。起きている出来事にはほんと意味があります。何かを気づかせようとしています。
目の前にある困ったこと、その根っ子になっていたのは女性性の否定と宝の持ち腐れです。前者はおとうさま由縁のもの、後者はおかあさまです。
今回のセッションはかなり前にご予約いただいていたのですが、セッションの数日前にとあることでおかあさまと衝突されてました。そのやりとりからおかあさま自身のほんとのとこが出て来てました。
おばあちゃんがあなたのことばかり可愛がるからあなたが妬ましかった、と。
おばあさまにとっておかあさまは娘、おばあさまは娘を可愛がることなく、孫ばかりを可愛がっていたそうです。これもよくあるケースです、厳しかった親が、孫が生まれた途端に優しくなる、いえ、自分には相変わらず厳しいけど孫には優しい、なんなの、これ、優しくできるやん、なんで私にばっかり厳しいの、そうも私は認めてもらえないの、と自分ダメに拍車がかかります。そうなると、自分が腹を痛めた子どもは言わば親の愛をとりあうライバルとなってしまいます。
こういうややこしいカンジ
おかあさん、よくぞご自分の気持ちを率直に出されましたね、と驚きですが、やっぱ諍い、衝突というものは気持ちを動かせるために必要なものなんですよ。
なぜおばあさんはAさんを可愛がっていたのか、おばあさまの前ではいい子ちゃんでいたから、ではなぜいい子ちゃんでいたのか、だっていい子でいないとおかあさんがおばあちゃんから責められる、躾がなってない、と。おかあさまのためを思って自分を抑えていい子ちゃんをしていたのに、皮肉なことにそれはおかあさまの喜ぶところではなかったのです。
いい子ちゃんは扱いやすいので喜ばれます、素の自分を出すと扱いにくいので疎まれます、でも、素の自分を出せる相手ということは気持ちを許せているということです。
Aさんはおかあさまには自分を出すことが出来たそうです。当然、それはおかあさまからは嬉しいことではありません、扱いにくいですもん。自分を出すと疎まれる、Aさんが自分を出せなくなるのは当然ですよね。
命式はどっちかというとブルドーザー、命式とギャップのない方のように見えました、ご自身にも有能であることの自覚があるように感じられましたが、それをストレートには出して来られません。斜に構えた感がありました。斜に構える=正面からぶつからない、Aさんは勝負になった場合自ら土俵を降りる、ということを繰り返していらっしゃったようです。
持ち腐れには大きくわけて2つあります。自覚の有無です。難しいのは前者。自覚の無い人は、あなたこんないいもの実は持ってるのよ!と提示することで前に進む意欲を持っていただけます。ま、頑なに受け取ろうとされない方もいらっしゃいますけどね。自覚あるのに、宝もってるって自覚あるのに出せてない方、出さない方ってのは自分が有能であることのデメリットが身にしみているのでなかなか鎧をとっぱらおうとはなさりません。うっかり有能さを出してしまわないように、あれやこれやと手を尽くされます。Aさんは明らかに前者です。
こういう方(どういう?)は例外なく、うっかり本領発揮しそうになるとトラブルを引き起こします。自分が力を出すことを決して自分に許そうとなさらないのですよ。
出たカードはこちら
1:ブロックしているもの「主導権争い」
参考エントリー:セラピーカード「主導権争い」
2:では、どうするか「許し」
参考エントリー:セラピーカード「許し」
3:得られるもの「恵まれた才能」
参考エントリー:セラピーカード「恵まれた才能」
4:現状「戦車の逆位置」
参考エントリー:ジャミロット「戦車」
逆位置なので、失敗を恐れて動けていない、となります。
恵まれた才能が出るということは、宝のモチグサラーの証です。いかに力を発揮していただくかということを定めることをセッションの目標到達地点としました。許しが出ているので、力を発揮していいよ、とご自分に許可を与えていただきたい。
で、邪魔になってるのはなにか、主導権争いしてるのは誰とか、ご主人さまでした、ご主人さまと方向性に一致できていないものがある。男のご主人さまが求めるものは女のAさんにとって受け入れ難いものなのです。
男と女。
Aさんに女性であることを受け入れ難くしてしまったもの、女であることに幸せを見いだせなくさせてしまったもの:おとうさま。
ニワトリが先か卵が先か、女であることに対して全面的に肯定的でいられないために、女であることにデメリットを感じさせるものがやってくる、それをしてしまっているのがご主人さま。女でしかできないことを求められてしまう。いやなこと、したくないことばかりを求められてしまう。
さー、ここで一気に話が飛躍してしまいますが、女であることでいろいろ受け入れ難いとこがあるAさんを救ったのがBLだったのです。BLってなに?と言われたら私も正確に説明できる自信はないのでウィキペディアさまに頼ります:ボーイズラブ
んー、これもちょっと違うかな、ってカンジなんですけど。
Aさんが「特殊な例」っておっしゃってるのはこの部分かと思われ。BLを嗜好・指向される方、ご自身が小数派だと思ってらっしゃいます。実は結構な需要があると実感できるのですけど、小数派だと思っちゃうのは他が見えないから。BL指向をオープンに出来ないからですよねー。
通常といってはなんですが、生殖的に成立しやすいのはヘテロな組み合わせです。ヘテロでないものがホモです。ホモセクシャルってのは男性同士という意味ではなく、「同士」なわけです、男同士、女同士。女同士の場合はレズビアンと称されることが多いですね。男性同士という意味のホモセクシャルと比べてレズビアンってのは、女同士の組み合わせでも片方が男をやってしまってるってケースが非常に多いですが、その分、女であったことの痛み、穴ぼこが埋め切れてない感があります。
生殖を目的としない関係性、それがアンチへテロ、ホモなわけです、生殖という役割から解放されるのです。なぜAさんがBLで救われたのか。役割を意識しないで済む場だったからなのではないでしょうか。もともと持っていらっしゃった聡明さ、表現力がBLというフィールドで開花されたのです。
Aさんが力を発揮することはダンナさまを尅することになりかねませんでした。そのためにAさんはいわばかしずく妻という役割を無意識のうちにされてしまって、そのことはダンナさまをさらに弱体化させることになってしまっていました。ですからAさんがご自身のステイタスをあげることによって、ご主人さまを底上げすることになるのですよ。
サイコロが示してくれた、Aさんが笑ってしまうという結論、それはBL御殿を建てろ、でした。BL御殿っていったいどんなものなんでしょうねー、これからが楽しみです。
今回のセッションは1時間ちょっと、トランスには入っていただいてません。自分を出しちゃダメ、女ってどうなのよ、という穴ぼこはまだ完全に埋まり切ってないと思います。埋まりきれてない間ってのは、ヨシヨシするために必要な時間なのです。痛みを味わうことが必要なのです。声をあげているちっちゃいちゃんを言い聞かせるのではなく、泣いているのにもうしばらく付き合ってあげてください。
ヨシヨシ。