2021年07月の読書メーター

7月の読書メーター
読んだ本の数:50
読んだページ数:8798
ナイス数:843

牧師、閉鎖病棟に入る。牧師、閉鎖病棟に入る。感想
幼稚園の理事長業務兼務のキャパオーバーのため制御不能状態となり閉鎖病棟に送り込まれた牧師さんの体験記。たった1回の爆発で閉鎖病棟送りかよと怖く感じました。その爆発を発達障害に結びつける診断はかなり違和感。追い込まれた状況から著者を救ってくれたのが宗教ではなく認知療法とはこれいかに。厳しい管理に、自らをしばる思考の癖から解放されるというメリットがあるとは。守破離みたいなもんですか(違)。管理された治療が功を奏した、かなりレアなケースと思う。
読了日:07月31日 著者:沼田 和也

帰還兵の戦争が終わるとき: 歩き続けたアメリカ大陸2700マイル帰還兵の戦争が終わるとき: 歩き続けたアメリカ大陸2700マイル感想
超期待して読んだのでオチにがっかり。モラルインジャリー(道徳的負傷)という考えは大変タメになった。アメリカの裏と表を如実に表していて。戦争に限らず、建前が人を傷つける、ということですね。

ブログに書きますた「あなたは悪くない https://connectron.jp/2021/07/nlp/14366/ 」
読了日:07月29日 著者:トム・ヴォス,レベッカ・アン・グエン

お金って不思議。 金運はこうして動き出すの ミラクルマネーの法則お金って不思議。 金運はこうして動き出すの ミラクルマネーの法則感想
沖縄で軍鶏の保護活動をされているクックハウスさんをご存知でしょうか?私なんぞ些少なことしかできないのですが、この著者がそのクックハウスの極太サポーターと知り、私も極太サポーターになりたいと思って本書を手に取りました。これが2020年に幻冬舎から発行されたということが信じられない。それもミラクルなのか?子宮系が書いていても不思議じゃない、楽しいことだけやってろ、感謝を忘れるな、と通り一遍のこと、そして自身のビジネスへの誘導。そうか、これをしたらクックハウスサポーターになれるのか。残念ながら私には無理だ。違→
読了日:07月28日 著者:尾崎 友俐

激せまキッチンで楽ウマごはん激せまキッチンで楽ウマごはん感想
ワンルームのコンロひとくちでどうするのかを知りたくてアンリミ。調理時に包丁を使わなくて済むような下ごしらえと、電子レンジで済ませられるものは済ませる。しかし下ごしらえしたものを置いておくスペースが小容量の冷蔵庫にあるのかと疑問。
読了日:07月27日 著者:草野かおる

ブックデザイナー・名久井直子が訪ねる 紙ものづくりの現場からブックデザイナー・名久井直子が訪ねる 紙ものづくりの現場から感想
やっぱ紙の本ですよねー。電子書籍を読めば読むほど紙の本が恋しくなる。本を1冊作るにあたり必要な材料や技術がいかに沢山あるか、それは関わる人たちの思いの量。本をより大切に扱いたくなります。
読了日:07月27日 著者:

1年で聖書を読破する。 永遠のベストセラー完読法 (Forest Books)1年で聖書を読破する。 永遠のベストセラー完読法 (Forest Books)感想
大変わかりやすかった。週の最初にこれを4ページ読んで概要を把握、そして聖書の対応する箇所を大体これだけの量を読みなさい、と指示してある。でもこれ、買わなきゃダメだ、手元に置いておかないとアンモナイト。
読了日:07月27日 著者:鈴木 崇巨

夫婦別生 コミック 1-2巻セット夫婦別生 コミック 1-2巻セット感想
これもドラマになるのか。定番不倫ものだけど、SNSに人はどう影響されるかの描き方がうまかった。ドラマになったドロドロもの全て親との確執があったけど、これも例外ではなく。時限爆弾のようだな、親から受けた傷ってのは。画力がトホホだけど、これはこれで薄ら寒さを提供してくれて話に凄みが増す(褒めてます。
読了日:07月27日 著者:竹充ヒロ

豆腐屋の四季 ある青春の記録 (講談社文芸文庫)豆腐屋の四季 ある青春の記録 (講談社文芸文庫)感想
読友さんのご推薦。その存在を知らない著者であったとまずは恥を晒す。タイトルの通りまさにこれは豆腐屋の四季、その1年の苦楽を短歌や短文とともに紡いだもの。歌壇で認められても豆腐屋という肩書が許されなかったこと、歌詠みが豆腐を作るのではなく豆腐屋が歌を詠んでいるのに。私にとって短歌は憧れてはいてもどうにも手が届かない世界。筆者の歌を見れば短歌作りに必要なのは修辞の技術などではなくいかに光景を切り取るかという感性のように思いました。ある青春の記録という副題から醸し出される若々しいイメージとは裏腹な過酷な日々→
読了日:07月27日 著者:松下 竜一

2800人を看取った医師が教える人生の意味が見つかるノート2800人を看取った医師が教える人生の意味が見つかるノート感想
こちらの協会の講座を受けたとこでして。小澤先生の語り口そのまんまのテキストでした。ディグニティセラピーの有効性がわかります。
読了日:07月26日 著者:小澤竹俊


本屋さんに行くと言ってウルグアイの競馬場に行った本屋さんに行くと言ってウルグアイの競馬場に行った感想
読書メーターは規定字数に収めるつもりでいつも書くのだけど、今回は気にしない。パズル雑誌”ニコリ”というのは周知なのですか?知らなかった私を許してください。ニコリという雑誌の創刊からの経由と名前の由来なんだけど、読み始めてすぐの既視感、そうか、ムツゴロウさんか!つまりは馬への愛情。馬は馬でも競走馬。競走馬が好きな方は馬券も買う。博打と馬好きがセット。速く走る馬=サラブレッド、サラブレッドの物語に魅せられた人。ちょっと思いつくのはムツゴロウさん、宮本輝、高橋源一郎、競馬という博打に身を滅ぼしそうになる人が熱→
読了日:07月25日 著者:鍜治 真起

福田パンものがたり福田パンものがたり感想
有名なんですね、福田パン、全然知らんかった。味ももちろん知らないけど、地元の方が熱く語る様からどんなものだろうと興味を持ちました。宮澤賢治と創業者のストーリー、それが味に加担しているとなると、そりゃあ美味しいだろう。装丁はパンの焼き色を思わせるかわいらしいものでした。美味しそう♪
読了日:07月23日 著者:

凍りの掌凍りの掌感想
こちら( https://bookmeter.com/books/10163459 )がお母様の戦争体験記なら、こっちはお父様のシベリア抑留体験記。ご両親揃ってなんとも壮絶な過去。比較にするものでもないが、ペリリュー楽園のゲルニカも、この絵柄でよくぞこんな話を、と思ったものだけど、こちらはそれ以上で、なぜこうも悲惨さが胸に迫ってくるのか。作者の伝えたい、という気持ちが溢れているとしか思えない。どんな隅っこの線1本も思いを表すにふさわしいものとなるよう推敲に推敲が重ねられているのだろう(そんな描写があった。
読了日:07月23日 著者:おざわゆき

明治を生きた男装の女医-高橋瑞物語 (単行本)明治を生きた男装の女医-高橋瑞物語 (単行本)感想
フェミニズムというのではない、女性の生理(体の仕組みという意で)からその抑圧に声を上げてきた著者の渾身の作か。女の体は昔から男によって大切には扱われていなかった。そのことに異を唱えた日本での3番目の女医の物語。女性のストレスとは持っていないものを獲得するためのしんどさで、男性のそれは持っているものを失うこと、ゆえに女性のストレスの方が前向きでメンタルにも悪影響ないってのを納得。失う恐れではなく獲得する希望。医学部入学で男子に下駄履かせている現状、何も変わっていない。有能な女性を登用できないのは損失でしか
読了日:07月22日 著者:田中 ひかる

あとかたの街 コミック 1-5巻セット (KCデラックス BE LOVE)あとかたの街 コミック 1-5巻セット (KCデラックス BE LOVE)感想
”傘寿まり子さん”の連載終了で作者の談話を新聞で読みこの作品を知りました。恥ずかしながら名古屋の空襲のことも地震のこともまったく知らず(バカかよ!)。情弱の目に触れるものってほんと大本営発表だけなのだな。描き込みの多い絵柄でもないのに焼夷弾の描写のなんとリアルなことよ。戦争ものは多々読んだけど空襲の光景がこんなに怖かったものはありません。親の戦争体験談をリアルに聞けた世代の最後といってもいいのでは。その生々しさが紙面上に溢れていました。他の方には描けなかったでしょう。
読了日:07月22日 著者:おざわ ゆき

THE BIG ISSUE 411号THE BIG ISSUE 411号感想
究極の自由メディア「ZINE」特集。ネットでの個人発信が限界に達したか。スペシャルインタビューはオーランド・ブルーム、難読症であったとは知らず。演劇学校がその克服に効果があったというのはイギリスだからこそではないかと。ガザの空爆の現状を知らせる1ページの記事が重い。こんな風にささやかでも発信し続ける場所が大切。はっ、それがZINEか。
読了日:07月21日 著者:

ルックバックルックバック感想
無料です、ぜひお読みください https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496401369355 おかざき真里さんがこのようにツイートを「これはこの日に公開されたことに、同じ世界線を生きている私たちにとって、とても意味があるものなのだと思いました(深夜に漫画を描きながら)。さて私もコツコツもうひと仕事しよう。」
読了日:07月19日 著者:藤本タツキ

新しい自分に出会える! うらない大事典 (ハピかわ)新しい自分に出会える! うらない大事典 (ハピかわ)感想
モヤったので書き直し。占い好きな女子が友人の悩みに占いで答えているうち周囲から占いでの悩み相談すれば?と薦められる。これは非常に象徴的で、占い好きと相談好きは本来はイコールではないのです。それが一緒くたにされてしまっていることが悲劇なのだな。監修はタロットの大御所藤森緑さん。占星術からタロットなどいろんな占術とおまじないの紹介。極論すれば、迷ったらあみだくじで決めたらいいよ、という提言、その”あみだくじ”の部分がいろんな占術なのだ。決められない人が占いを選択決定の手段にするには、あみだくじで出た結果には→
読了日:07月18日 著者:

脳を鍛える (東大講義 人間の現在1)脳を鍛える (東大講義 人間の現在1)
読了日:07月18日 著者:立花 隆

 


私の科学者ライフ~猿橋賞受賞者からのメッセージ私の科学者ライフ~猿橋賞受賞者からのメッセージ感想
私が初めて猿橋賞を知ったのは受賞された方のインタビューを読んだとき。巻末受賞者リストを見てもどの方だったのか思い出せない(バカ)。どなたも結婚出産との両立、そしていかに研究費を確保するかの苦労に触れられている。猿橋賞とはいわば芥川賞、その看板で前述の苦労がちょっとでも軽減されるなら、それは賞を設立した猿橋先生の本意であろう。研究現場での写真の生き生き度に、こんな画像他で見たことないな、それは女性科学者が取り上げられる機会の少なさゆえではないか、優秀な女性ほど乗り越えなくてはいけない壁が高いとは。
読了日:07月17日 著者:女性科学者に明るい未来をの会

おいしくアレンジ! まいにち使える江戸レシピ 奥村彪生の 豆腐百珍 卵百珍おいしくアレンジ! まいにち使える江戸レシピ 奥村彪生の 豆腐百珍 卵百珍感想
豆腐だけではなく卵もあったか!調理法ごとに掲載されていてイメージしやすかったのと、トマトなど江戸にはなかった現代で馴染みのある食材が使われているとグッと身近になる。奥村先生テイストのため無理矢理ネタ出し感はない、普通の料理本だ。イラスト、当時の挿絵と思いながら読んでいたバカは私です。
読了日:07月16日 著者:奥村 彪生

続 豆腐百珍百番勝負 (コミックエッセイの森)続 豆腐百珍百番勝負 (コミックエッセイの森)感想
二冊目にして理解。これはお料理の本ではないのだ。ネタ出しチャレンジなのだ。例えばクレープを100種類作ってください、といわれてジャムを100種類用意して、はい100種類というようなものなのだ。ジャムを100種類用意するのは大変なのだ。そば粉のクレープも使うとあっという間に200種類なのだ。
読了日:07月16日 著者:花福こざる

中央公論 2021年 08 月号中央公論 2021年 08 月号感想
この雑誌を買ったのは人生で2度目では。読書猿さんの煽りがタイムラインに流れてきたのと、ここんとこ「教養」という言葉が気になってたので。教養と自己啓発って比べるものなのか?「学問や知識などで養われる”教養”」「能力向上や精神的な成長を目指す”自己啓発”」とあったけど乱暴にまとめるなら修養から宗教テイストを排除したのが教養で、現世利益を求めるのが自己啓発のようでした。後者がニューソート由来ということに触れていないものも多く、ドンズバで「セラピー文化の社会学」をあげていた読書猿さんはさすが。オンラインサロンも→
読了日:07月15日 著者:

交通誘導員ヨレヨレ漫画日記交通誘導員ヨレヨレ漫画日記
読了日:07月15日 著者:柏 耕一,堀田 孝之
交通誘導員ヨレヨレ日記交通誘導員ヨレヨレ日記
読了日:07月15日 著者:柏 耕一
ゲイバーのもちぎさん(1) (パルシィコミックス)ゲイバーのもちぎさん(1) (パルシィコミックス)
読了日:07月15日 著者:もちぎ

 

関西 山のぼり&ハイキング BESTコース関西 山のぼり&ハイキング BESTコース感想
タイトルには明記されてないけど、家族での山登り&ハイキングの案内。初心者にはいいかも。
読了日:07月15日 著者:ライフスタイル編集部

駅から始まるハイキング駅から始まるハイキング感想
え?これがハイキング?ハイキングってなんだっけ?と改めてwikiってみたところ、ハイキングってウォーキングと≒であると初めて知りました!山要素は必要じゃないのね!!ハイキングに食べる要素が多くなるとピクニックだそうで、歩く距離がちょっと長めの食べ歩きをピクニックとはちょっと違和感。徒歩での観光ガイドという感じでした。
読了日:07月15日 著者:ぴあMOOK関西編集部

[まとめ買い] My Pure Lady[まとめ買い] My Pure Lady感想
八月薫という絵師さんの画力の凄さよ。ストーリーはツッコミどころ満載だけど、いわば豊胸や整形が一切ない昭和の時代のエロを再現した筆致。胸はな、寝たら垂れるもんなんやで。流れない胸は偽もんのシルシや!!
読了日:07月14日 著者:とみさわ千夏,八月薫

中谷宇吉郎【雪と氷の探求者】 (はじめて読む 科学者の伝記)中谷宇吉郎【雪と氷の探求者】 (はじめて読む 科学者の伝記)感想
雪は、ときどき地上へ手紙をよこします。この1文から始まる伝記、底にずっと流れる詩情は寺田寅彦に師事したという中谷のものである以上にそれを救い上げたこのシリーズを手掛けた清水洋美氏の力量によるものではないかと。シリーズ4作中、中谷宇吉郎は存じ上げませんで(恥)この方の寺田寅彦やサントリーの鳥井信二郎との繋がりは、信念とか誠意とかを神様(がいるならが)はこのように掬い上げていくのか、と素直に納得させるものでした。そう思わせる著者の力量と感じました。→
読了日:07月14日 著者:清水 洋美

池田菊苗【うま味の素「グルタミン酸」発見】 (はじめて読む 科学者の伝記)池田菊苗【うま味の素「グルタミン酸」発見】 (はじめて読む 科学者の伝記)感想
グルタミン酸発見者の伝記。これは伝記として実に良書。池田菊苗の生涯と功績がものすごくよくわかった。図書館専用品ですが、書店で出会うことができないならやっぱ図書館は大切だなあ。味の素を使う料理研究家(リュウジお兄さんとか)は必読本だよ。
読了日:07月14日 著者:清水洋美

さかだち日記 (講談社文庫)さかだち日記 (講談社文庫)感想
時代の産物としか言いようがない。関西の情報誌・サブカルのメインがプレイガイドジャーナルだった時代とフィールドをちょっと越えちゃって、中央の文化人へとシフトしつつあるタイミングかなあ、これは。でも酒漬け薬漬けの文化をよくぞここまで引きずっていけたものだ。登場する町田康といい、生き残っているのは断酒に成功した人。お酒を断つことができなかったように、他にもいろんなものに引きずられてしまったのだろう。そういう人(どういう?)を棲息させる余裕も世の中になくなって行きつつある時代だった。付箋の代わりに単語カードを使→
読了日:07月13日 著者:中島 らも

シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録感想
コロナ後、倒産する飲食店が増え始めた頃、私の身近でも「飲食店ってこんなに簡単に倒産するんだ」と言った人が少なからず。家賃、人件費、仕入れと廻さなくてはいけないお金は売り上げがストップすればたやすく支払いが滞るだろ。アーティストはお金がなければ制作できないので人一倍稼ぐことに神経質という。それと同じで飲食に関わる人たちもお金のことにはシビアだろう。作る情熱と同じくらいのエネルギーを資金繰りに回さないといけないだろう。休業する、営業する、形態を変える、いずれも店を続けるための日銭稼ぎの悪戦苦闘。店を守るため→
読了日:07月13日 著者:井川 直子

羊は安らかに草を食み羊は安らかに草を食み感想
なぜこれを予約したのか失念。内容紹介で引き揚げについて触れられていたからか。妻が認知症で施設に入居する前に、過去の振り返りの旅に出かけることを妻の友人たちに託す夫。ただ自分を責めるだけの状態からなんとかして妻を救いたいと思った夫の意図は正しかった。引き揚げの地獄を生き抜いた同志がお互いを救うためにやったこと、それは誰にも知られてはならなかった。旅を託された側にも大っぴらにできない事情があった。年を重ねるとはなんと多くを背負うことなのだろう。ミステリーというジャンルにあまり馴染みがないのだけど、仕掛けて仕→
読了日:07月13日 著者:宇佐美まこと

誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論
読了日:07月12日 著者:松本 俊彦

 


最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 4巻(完): バンチコミックス最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 4巻(完): バンチコミックス感想
カラーバス効果発動。未明に布団の中で佐藤可士和がデザインを志すに至った話を拾い読みしていたらこちらにたどり着いてしまった。1〜3巻をアンリミで読んだけどそれで終わることができず課金。ハチクロの舞台設定への理解が深まった。最後の秘境、つまり芸術を育む余裕寛容さが日本になくなっていくという意であるなら悲しすぐる。天才を足並み揃えられないADHDと排除する世の中になってしまうなら、その時こそ芸術の死ですね。もちろん死ぬのは芸術だけでなく、私たち一般人も後に続きます。
読了日:07月12日 著者:二宮敦人,土岐蔦子

最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 3巻: バンチコミックス最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 3巻: バンチコミックス
読了日:07月12日 著者:二宮敦人,土岐蔦子
最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 2巻: バンチコミックス最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 2巻: バンチコミックス
読了日:07月12日 著者:二宮敦人,土岐蔦子
最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 1巻: バンチコミックス最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 1巻: バンチコミックス
読了日:07月12日 著者:二宮敦人,土岐蔦子

 


豆腐百珍 百番勝負 (コミックエッセイの森)豆腐百珍 百番勝負 (コミックエッセイの森)感想
不勉強ながら豆腐百珍なるものを知りませんで。筆者が百珍に実際にチャレンジするレポート。編集さんとの掛け合いが面白い。豆腐百珍の著者が江戸時代のみうらじゅんという指摘には膝の皿が割れまくる。着物を描いたら画力の程がわかるけど、花福さんは優れた絵師なのだなあ。
読了日:07月11日 著者:花福こざる

文章の問題地図 ~「で、どこから変える?」伝わらない、時間ばかりかかる書き方文章の問題地図 ~「で、どこから変える?」伝わらない、時間ばかりかかる書き方感想
そうそう新しいコンセプトなど生まれるはずもなく、定則をいかにあの手この手で異なるベクトルからアピールするか、そのやり方の手段の絞り出し具合の凄さ。
読了日:07月08日 著者:上阪 徹

正義の教室 善く生きるための哲学入門正義の教室 善く生きるための哲学入門
読了日:07月06日 著者:飲茶

 


農業は人類の原罪である (進化論の現在)農業は人類の原罪である (進化論の現在)感想
進化論の現在というシリーズで、訳が竹内久美子となるとかなりトンデモ要素があるのでは?との不安(期待)を裏切らないもので。この手の本が「銃・病原菌・鉄」と似通ったものになるのは仕方がないだろうけど、聖書と関連づけての推論がそれに疑いを持たせない説得力。原題のどこにも原罪なんて言葉はないけど、うまいこと付けたものだなあ。農業とは人を豊かにするものではなく、地球を食い尽くすための暴力だったのだ。
読了日:07月06日 著者:コリン・タッジ

台湾のお弁当: 地元っ子が作るいつもの味、見せてもらいました!台湾のお弁当: 地元っ子が作るいつもの味、見せてもらいました!感想
美味しそうだったー!!たまたまのセレクトなのかもしれないけど、ご飯の白い部分がほとんど見えないのっけ盛りが多かった。私はこっちのほうが好きなんだけど(どうでもいい情報)。大同電鍋はやはり必需品のよう。手が込んでそうな品が多かったけど、わざわざ作るんじゃなくて作り置きなんだろうな。干し大根の塩漬けなんて見たことないので、探してみよう。
読了日:07月03日 著者:

アウシュヴィッツで君を想うアウシュヴィッツで君を想う感想
今更ながらユダヤ人とはユダヤ教信者であることを知らされる。ユダヤの血を断つのはアーリア人がどうとかの前にキリスト教のなせる技だったか。乗り越える前は乗り越えることを支えに共闘できても、乗り越えた後は過去の痛みを共有できなかった夫妻の物語。
読了日:07月03日 著者:エディ・デ・ウィンド

THE BIG ISSUE 410号THE BIG ISSUE 410号感想
自炊指南特集はフツウに飯テロ。映画ノマドランドの紹介とともに、実際にノマド生活されてる海外の販売者さんの紹介。ホームレスって響きが悪いからハウスレスにしようという声もあるそうだけど、車はホームにはならないよね。やっぱホームは大事。
読了日:07月03日 著者:

【大合本版】まんがグリム童話 吉原悪の華【大合本版】まんがグリム童話 吉原悪の華感想
この大合本シリーズはたいへんお得。著者の作品には吉原ものが複数あるけど、正直設定にあまり差異はない。特筆すべきは、この著者さん、男女合体時のオノマトペが非常に特異。むしろ笑える。キレイな絵柄でしっとりと合体してるシーンで「ズゴゴゴゴ」とか「ドピューン」とかないやろ。それも少年漫画の戦闘シーンで使われるようなフォントで。何か考え間違いをされているのか、編集がそのへん気にしてないのか。意図されているとこを知りたいものです。
読了日:07月03日 著者:岡田純子

まんがグリム童話 蜜辱の氷姫まんがグリム童話 蜜辱の氷姫感想
まあすごいタイトルなので想像を裏切らない凌辱シーンの多さ。コンビニ本の連載からバレエものばかりを集めたもの。絵柄がバレリーナを描くのにぴったりで、内容のえぐさが気にならない(ダメじゃん!)。えぐいのは無理やりのシーンだけで後はバレエにまつわる少女たちの切ない物語。ハッピーエンドが多いのも救われるな。他の作品を見たら、これだけ絵柄が違うみたい。内容に合わせて変えたのかな。この作家さんも追いかけてしまいそうです。バレエの中心がフランスからロシアに移行した原因というのを初めて知りました。
読了日:07月02日 著者:酒川郁子

アスクミ先生に聞いてみた (3) (バンブー・コミックス)アスクミ先生に聞いてみた (3) (バンブー・コミックス)感想
Twitterのタイムラインにあまりに刺さる内容が流れてきたのでまとめ買い。以前から有名な作品だったのですね。アイデア出しの専用要員がいるのかと思ったら著者さんがされているとのこと驚き。”常識”を教えてくれるところがない、学ぶところがない、でもそれを要求される、どうしたらいいの?と叫びたくのはよくわかる。ネットの大海を漂って、それを見つけていかなくてはならないとは、口を開けてればよかった時代は楽チンだったのかもな。
読了日:07月01日 著者:後藤羽矢子

アスクミ先生に聞いてみた (2) (バンブー・コミックス)アスクミ先生に聞いてみた (2) (バンブー・コミックス)
読了日:07月01日 著者:後藤羽矢子
アスクミ先生に聞いてみた 1 (バンブーコミックス)アスクミ先生に聞いてみた 1 (バンブーコミックス)
読了日:07月01日 著者:後藤 羽矢子

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