30代の女性会社員。両親への嫌悪感から気分が悪くなり、涙が止まらなくなることがあります。
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220105-OYT8T50091/
実家を出る前に思いきって対決しようとしたことがありますが、結局私が謝りました。(千葉・G子)
わー、一緒、一緒、私も一緒、ってヘドバンしてる方、モニター前に5000人はいらっしゃるのではないでしょうか。
着目すべきポイントは、結婚して家を出て初めて両親の”せい”だと気付いたというとこ。
それまではご自身を責めるばかりだったでしょうね、親の期待に添えないダメ子だ、と。
自分が悪いのではない、親の”せい”なのだ、と気づいていただくことがまず必要です。
気づかない期間が長いと、自分を責めることがデフォルトになってます。ここからの脱却に手こずることが多いのですが、幸い相談者さんは夫さんのおかげで穏やかな時間も持てていらっしゃるようですね。
さて、離れたはずの親の見えない縛りに苦しめられていらっしゃいます。どうしたら楽になれるでしょうか。
今日はサイコロです。
風天小畜の上爻
既雨既處/尚德載/婦貞厲/月幾望/君子征凶
雨が降ってすでに納まった、徳はあるのでそれ以上進むのは好ましくない
之卦は水天需、困ることがあっても力のある人が助け出してくれる。
力のある人とは夫さんのことでしょう。
夫さんにご両親のことで苦しんだ、苦しんでいる、ということはお伝えになりましたか?
もしもまだであるなら、まずはお気持ちのほど夫さんに分かっていただくことが有効かと。
自分には頼れる場所があるのだと安心できたなら、ご両親への恐怖も薄れていくでしょう。
解決策の互卦は火沢睽、小事に吉。
あからさまに反旗をひるがえすのではなく、徐々に繋がりを薄くしていく。
と、ここまで書いて書き直し
相談者さんが親の”せい”だと気付けたのは大人になってからですね。
気づくまで、どのような人生だったでしょうか。
人の顔色を伺い、人の許可がないと何もできない、とご自分を縛っていらっしゃいましたか?
多くの方は「人の顔色を伺ってしまう」「自分で何も決められない」というお悩みを持ってこられます。
そしてそれが親の”せい”だと気づき、本来の自分はそうではないのだ、人の顔色をうかがう必要などないのだ、自分でなんでも決めていいのだ、と羽ばたいていかれます。
ご主人さまと出会った時点で、ご主人さまを選択した時点で、相談者さんはすでに檻の外にいらっしゃる。
ご自分の力でそれを獲得された。
しかしどれだけの拘束があったのかがわからなかったので、ご自分がなし得たことの素晴らしさにも無自覚でいらっしゃるのでは?
相談者さんはもうご両親から傷つけられることも貶められる必要もありません。
気づいてしまったので、出し切れていなかったネガな気持ちが騒いでいるのです。
それを出してあげましょう。
罵詈雑言の持てるボキャブラリーの全てでご両親を罵ってください。
それを紙に書き、書けたら燃やしてください。
つまりこれは、苦しんできた過去の自分へのヨシヨシです。
これまでのご自分を労りきれたなら、ご両親に傷つけられることを恐れなくなります。
いえ、どうでもよくなります。
ご主人さまという素晴らしいパートナーを獲得された今、いわばご両親は雑魚なのです。
雑魚は相手にすんな
お気持ちが落ち着くまでは、LINEはスルーでいいと思います。
やだ、またLINEきた、なんだろ、と怯えるのではなく、うっせぇわ、ボケ!と罵っていらっしゃったらいいですよ。
傷つけられていた自分から、もう傷つけられる必要のない強い自分へとセルフイメージを変えてください。
回答です。
自分ヨシヨシの作業の前に強硬手段をとってしまうと反撃を喰らいますのでご注意を。
滝詣連続512日目(2022/01/06現在)
いつも疑問なんですが、こういうお供えってどうするんですかねえ。