60代の主婦。夫と2人暮らしですが、2人の子どものことで毎日つらいです。
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離婚した息子はもっとつらい気持ちだろうと思うので、私は表面上は明るく過ごしていますが、つらいことばかり考えてしまいます。最近は加齢もあってか無気力になってきました。前向きに生きるヒントをいただけたら幸いです。(長野・U子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220306-OYT8T50036/
思い出した事例。
某献血ルームに某宗教団体さんがボランティアに来られています。
その宗教団体のかたが相談に来られました。親が結婚を認めてくれない、と。
後から来られたのは某宗教団体の教会を主宰されている女性、息子が信者以外の女性と結婚しようとしている、と。
このお二人は親子でした。
息子には教会の後継としての役割を求めている母親と、そこから脱却しようとしている息子。
子どもの幸せをつぶす宗教ってなんやねん、と思った私を許してください。
なんつか、ありとあらゆることがマウントの手段になってるんだなあ、と。他者と比べてどんなに些細な要素であっても自分が上、少なくとも劣ってはいないと思いたい(周囲はなんとも思ってないとしても。
その手段に使われる子供はたまったものではありませんね。孫がいて幸せな自分を演じたい。
何かを使ってのマウント、素の自分ではダメという自己評価の低さ以外の何物でもないでしょう。
この相談者さんのケースも、埋められていない何かの姿が現れてくることと思います。
例えば、ご主人さまとの関係とか。
というわけで(どういう?)今日はカードです。
・ブロックしているもの「無価値感」
・では、どうするか「つながり」
・得られるもの「喜び」
・現状「隠者」
相談者さんの現状、他者の幸せ自慢(自慢じゃないんだろうけど)がしんどくて人と距離をとっていらっしゃいます。
しかし得られるものは「喜び」、これは人が寄ってくること、集団の輪の中心に身を置くことができるということを示すものです。
言葉を交わしてみれば、実はみなさんそれぞれのお悩みがあることもわかるでしょう。そして相談者さんの思いが誰かの救いとなることもあるでしょう。
なぜ幸せのフリをしなくてはいけないのか。
なにが満たされていなかったのか、実は。
ひとつ屋根の下に住むご主人さまにまで幸せのフリをなさっているのですか?
子どもの幸せを願うことと、自分が思うそれが果たされていないことは全く別のことです。
子どもの幸せで埋めようとしているものは何なのか、満たされていない思い、まずは一番近くにいらっしゃるご主人さまに分かっていただくことが有効なのではないかと。
回答は樋口恵子(評論家)さん、夫とグチを分かち合いましょう、相手にならなければ繰り返しましょう、ということでやはり夫さんとのボツ交渉を指摘されています。
新聞の相談コーナーに悩みを放流するって、他に相談するとこがないのか逆に深く考えずに放り込むか、そのどっちかかな。
滝詣連続572日目(2022/03/07現在)
この人を見るたび、もっとマシなスタイリストをつけたらどないや、と思ってしまう私を許してください。