人見知りで営業つらい(2022/04/23分)
30代前半の男性。子どもの頃から極度の人見知りです。人と話すと頭が真っ白になって、言葉が出なくなります。にもかかわらず今はビルメンテナンスの会社で営業の仕事をしています。
↓
強迫性障害で入院歴もあり、自分では営業に向いていないと思っています。何とかやってきましたが、最近、自分の思いと求められていることのギャップに耐えられず、胸が苦しくなることがあります。何か言葉を頂けたらありがたいです。(千葉・U男)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220422-OYT8T50121/
ご自身が繊細なだけに、他者との関係も傷がつかないよう、壊れないよう、それは大切になさっていらっしゃる様子が目に見えるようです。
その力を身につけられたのは、確かにご自分を守るためだったでしょう、当初は。
守らなくてはいけない弱い自分、というイメージからなかなか脱却できないのでしょう。
でも。
武器を手にした相談者さんは強くなっています。確実に。
後天的にでも手にしたもの、ご自身のリソースと認めていただけませんか?
それは自信となりませんか?
今日はカードです。
・ブロックしているもの「復讐」
・では、どうするか「手放す」
・得られるもの「インスピレーション」
・現状「塔の逆位置」
自分の思いと求められていることのギャップとありますが、求められているというよりは認められていることではないでしょうか。
周囲の評価を受け取ることができない。
↓こちらのように
褒められても喜べない
受け取れと言われて受け取れるなら警察いらんやんね!ですよねー。
人見知りとは元来子どもだけがなるものです。大人になると人見知りはなくなっていくのです。
それは外部との関わり方を学習していくから。そう恐れるものではないとわかっていくから。
相談者さんはその機会を逸したまま大人になられたのでしょう。
世界はそう恐れるものではない、とちゃんと教えてもらえていたなら。
うっかり壁にぶつかって傷ついた時に、ちゃんとケアしてもらえていたなら。
相談者さんはそうも世間を恐れずに済んだのでは?
人見知りは自分の持って生まれたものではないのだ、と気付けれるだけで世界は違った見え方になりますよ。
信頼できる第三者から客観的に相談者さんの長所、能力を伝えてもらうというのもひとつの手ですね。
その方の意見を疑うなんてとんでもないと思える方から。
回答は藤原智美(作家)さん。
緊張やあがり症には、カウンセラーや医師など専門家の助けを借りましょう。プロといえども、相性があります。合わないと感じたら、あきらめず別の門をたたきましょう。自助グループもあります。同じ苦しみを持つ仲間がいると知っただけでも、楽になれます。
なるほど。そういうアドバイスは思いつかんかったよ。
滝詣連続619日目(2022/04/23現在)
黄色い花は神戸名物イペの木。ちなみに後ろの家はゴミ屋敷。学童が住んでいるのにびっくりした。