40代の女性。20年近く仲良くしている友人がいます。考え方の共通点も多く、笑いの絶えない楽しい時間を過ごしてきました。
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しかし、コロナごときで友人をなくすのはとても残念です。コロナの本当の怖さは、コロナへの考え方の違いで人々がばらばらになってしまうところにあるのではと最近思います。友人に私の気持ちを伝えたい。でも、はっきり言うと関係がギクシャクしそうで踏み切れません。どうすべきでしょうか。(大阪・H子)
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https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20220917-OYT8T50063/
同じ道を歩いていたと思っていた旅の友と、何かのタイミングで道を分つことになるということはあるものですね。
もともと共有していたものではなく、新たに侵入してきたものへの対応が異なるのは仕方のないこと。しかしそれによってこれまで共有できていたものまでが姿を変えるわけではないでしょう。
相談者さんは友人さんの意見を全て鵜呑みにしてきたわけではなく、冷静に取捨選択をされてきた。それは友人さんも承知のことではなかったでしょうか。
今日はサイコロです。
火山旅の上爻、巣を失い召使のせいで牛を失う
未来を示す之卦は雷山小過、会うべきものと会わないがために得るものなし
解決策を示す互卦は沢風大過、危険を見過ごすことなかれ
相談者さんがおっしゃるとおり、コロナによって友人さんとギクシャクしてしまうのは残念なことですね。
同じ事柄があっても、双方の状況などにより受け止め方は違います。それぞれのキャパも違います、同じように受け止める必要はありませんし、相手の受け止め方を変えることもできません。
コロナという相手は荷が勝ちすぎるのです。正面切って受け止めることは避けた方が賢明です。
いずれ状況も変わるでしょう。
相談者さんの本音は本音として伝え、それに対する友人さんの対応がこれまでのように取捨選択を許されないものであるなら、コロナ騒ぎがおさまるまで少し距離を置かれてはいかがでしょうか。
友人さんの抱かれているであろう不安にコロナがうまくフィットしたのでしょう。友人さんのお気持ちに左右されることなく、相談者さんはこれまで通りの取捨選択をなさってください。
回答は久田恵(作家)さん。
あなたが、相手を大事だと思っていれば、「わたしたち、コロナワクチンでは、もめたねぇ」と、笑い合える日が、必ず来ると思います。
ひと口目はおいしかったものが、食べ進めたら実はそうではなかった、って気づくこともありますしね。
滝詣連続 11+21+713日目
明日は多分滝には行けないだろう。連続記録がまた途絶えるのか。