60代の女性。25年前に離婚し、3人の子どもを育ててきました。元夫は決められた養育費を払わず、履行勧告にも応じませんでした。強制執行も考えたのですが、転居や転職を繰り返されると、時間と労力とお金の無駄になる可能性もあり、あきらめました。
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別れた夫は年金だけで暮らしていると聞き、気持ちのモヤモヤが晴れません。どうしたら前向きになれるのでしょうか。助言をお願いします。(岩手・C子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20221109-OYT8T50044/
そうかー、離婚後子どもが成人したあとの自分の生活まで視野に入れていろんな選択をしないといけませんね、と思わされました。
離婚後の数年、十数年をなんとか乗り切るだけでは終わらないのだわ。
養育費を払うという義務も果たさず、誠実さを見せてくれなかったことがクサビのように刺さってますよね。
粗末に扱われたという思いが残っていたりしませんか。
今日はカードです。
・ブロックしているもの「復讐」
・では、どうするか「手放す」
・得られるもの「インスピレーション」
・現状「オカメインコ/スズメ、もとい、愚者の逆位置」
生活のために、ご自分を犠牲にして来られましたね。
やりたいこと、手に入れたいもの、たくさんあったことでしょう。
夫さんにきちんと向き合えてもらえなかった怒りについたため息は如何程だったことでしょう。
相談者さんはガソリンが枯渇している状態です。
車のガソリンではなくて、生きていくための心のガソリン。
金銭的な制限はあるでしょうけれど、生活必需品ではないもの、楽しみや気持ちを潤すものにちょっとだけお金や時間を費やしてはいただけないでしょうか。
それがガソリンになります。
ガソリンがなかった時にはできなかった動きにつながります。
自分を大切にしてくれなかった人の生活を気にする余地がなくなっていきます。
いろんな「ねばならない」から解放もされていくことでしょう。
クーラーと同じく、生活に必要なものは生活保護だからといって手放さなくてもいいのでは?
そこは公的機関できちんとご相談を。
我慢ばかりの人生をこれからも続けるのではなく、ちょっとのご褒美が呼水となって相談者さんの生活を潤してくれますように。
回答は佐貫葉子(弁護士)さんです。
ところでお手紙で気になる点があります。車を所有していると生活保護を受けられないと決めつけているようです。でも生活保護の受給中も、公共交通機関の利用が困難で通勤や通学に必要である場合には、車の所有が認められるケースがあります。
この点はぜひ自治体などの専門部署にお尋ねください。
お子さんたちも、お母さんのサポートしてくださるのでは?迷惑かけないようになどと思わず、頼ったり甘えたり、喜んでいただけるかもですよ。
滝詣765日目
暗くて見えませんが、雄滝です。
アフターの帰りか、女性をマンション前まで送ってきて、玄関前でいつまでもくんずほぐれつしているカップルを5組も見ました。部屋に入れて欲しいんだろうなあ。