40代の女性。2年前に結婚しましたが、その後、乳がんが発覚して治療中です。まずは再発しないことが大切ですが、子どもを授かるという夢を諦めきれずにいます。
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おなかの大きい人を見たり、出産報告を聞いたりすると、うらやんでばかりの自分がみじめに思えます。親にも言えず、どうこの気持ちを処理していけばいいか悩んでいます。アドバイスをお願いします。(兵庫・D子)
相談文全文はこちら
https://www.yomiuri.co.jp/jinsei/20221121-OYT8T50120/
えー、今日はサイコロさんのアドバイスをまず。
山地剥の2爻、君子が寝ている寝台をひっくり返そうとする手がさらに近づいてきた
未来を示す之卦は山水蒙、教わる(育てる)立場、教える(育てる)立場、両方をよい加減で行う
解決策を示す互卦は坤為地、柔順さをもって努めれば享る
柔順、従順。相談者さんは何に従うべきなのでしょうか。
自然の理(ことわり)です。
いつから出産は人為的にコントロールするものになったのでしょう。
子を迎える女性の体は畑。畑に地力がなければ育むことはできません。
お子さまを迎えるためにも、まずはお体の回復を。
子を迎えるにふさわしい体となれば、自然とやってきてくれることでしょう。
相談者さんは夫さんを始めご家族にとって大切な存在。
妻、母、娘、いろんな役割がありますが、まずは目の前の方にとっての大切な自分を優先されてはいかがでしょうか。
お子さまを迎えることとご自身の健康、その両立を測りながら。
回答は海原純子(心療内科医)さんです。
主治医があなたの話を聞いてくれないようであれば、産婦人科と兼ねての治療を希望したり、別の医師に意見を聞いたりすることも可能です。ぜひ、あなたの気持ちを正直に医師に伝えることをおすすめします。
優先順位の整理でしょうか。元気なお子さまを迎えるためにも、まずはご自身の回復を。