「不倫から占いジプシーになった」とありますね。
まさに、まさに!!
ほんと多いです、占いジプシーの方で不倫のご相談の方!!!!
ではまず、占いジプシーの定義から。
占いに行ったものの望んだ結果が提示されず、
望む結果のみを求めて占い師を渡り歩く。
参考拙記事:占いに行って解決できてますか?
次は不倫の定義。
婚姻外セックスです、異論は受け付けません。
参考拙記事:
◎不倫って言葉キライです
◎だから不倫って言葉キライなんだってば
不倫の方が望むこと、不倫相手と結ばれることですよね。
結ばれることを望まないならそこで悩みは発生しない。
結ばれたいのに結ばれないから辛い。
別れたいけど別れられないから辛い。
でも。
ほんっと少ないです、不倫で背中を押せるケースって。
がんばって貫きなさい、と言えるケース、ほんと少ないです。
ゼロではないです、もうすぐ別れるから待っとき、と言えるケースもあります。
でも、ほんと少ないです(しつこい。
ひとりの男性を巡って奥さんと不倫相手の両方から相談を受ける、
ってケースにはまだ遭遇したことがありませんが、
たとえば、奥さんに対して、もうすぐ不倫相手とは切れることになるから待っとき、
と言えるならば、不倫相手に対しては、もうあきらめて別れたほうがいいよ、と
提言することになるわけです。
両者の利益は必ず相反するものとなります(当たり前。
逆に、奥さんに対してダンナさんの気持ちはもう戻らないからあきらめたほうがいいよ、
と厳しい宣告をせざるを得ない場合は、不倫相手に対しては、貫いてください、となるわけです。
奥さんにしても不倫相手にしても、男性が自分以外の相手と手を切ることが望みなわけです。
そして、望む結果以外のものが提示された場合に、占いジプシーまっしぐらとなるのですよ。
実力行使ができるならともかく、相手の出方を待つだけ、辛抱するだけ、
という状態が続くのであれば、心の支えとなるのは明るい未來の提示。
だいじょうぶ、きっと別れてあなたと一緒になってくれるから。
望むフレーズはただこれだけ。
これ以外の結果はいらないのです。
仮面夫婦撲滅委員会神戸支部長としましては、
ダンナさんが他所でやらかしてるんですけど、というご相談を受けた場合は
さっさと別れてしまえ!と言いたいところですが、
経済的な事情とかこれまで積み重ねたものとか、
婚姻関係を継続することのメリットがあれば、
それがデメリットを上回っているのであれば、
徒に離婚をおすすめすることはありません。
どうやって修復するか、継続しているか、というテーマとなります。
あ、暴力行為が発生してる場合は、かなり積極的に離婚の後押しをさせていただきますよ。
では、他所のダンナさんとやらかしてるって場合、
奥さんと別れて自分と一緒になってくれることを望まれてる方に
それを後押しするものが出ることは非常に少ないです。
人妻の場合、ここではないどこか、という逃げの姿勢があると、
お相手にあまり必然性がないのですよね。
人妻でない場合、わざわざ幸せへのハードルが高い相手を選ぶことに、
まず自分を幸せにしない、なってはいけない、というビリーフがあったり、
結婚へのネガティブなイメージが叩き込まれていたりします。
ここを解消することによって結果が変わってくることもあるのですが、
多くの場合は不倫相手への執着がなくなることになりますね。
自分を本当に幸せにしてくれる人との縁を繋げる方向に進みます。
パートナーシップは家族の最小単位。
不倫を始め配偶者との問題はあなたの家族観と向合うきっかけです。
そして、あなたに家族とは何か?を植え付けたものは
あなたの親である可能性が非常に高いですね。
パートナーとの間で発生した問題は、あなたの親を見つめることで
解決に向う可能性・極大ですよ。