今期見てるドラマはこれ。
軽度知的障害のある主人公と、職場の上司との物語です。原作はしんどくて読み続けられず途中離脱。
ドラマは、風間俊介がこの役のために生まれてきたんじゃないか!と思うくらいのドはまりで。
第2回では、風間俊介演じる岡村龍二の子ども時代がフォーカスされてました。
両親をいつも怒らせる奔放な兄、自分に矛先が向かないように弟の岡村はとにかく枠からはみ出さないよう、「普通」を心がけ自分の存在を消すことがデフォルトになってしまいました。
人の感情は刺激しない、人の怒りは受け止める、荒ぶりそうになったものには必死で消化活動を行う。
必死に自分を抑えている岡村の姿に、コネクトロンにお越しくださった何人かの方のお顔が思い浮かびました。
気に触る、っていうじゃないですか。
あれね、実際「触ってる」んですよ。
触らないためにはどうすればいいか、簡単です、距離を置けばいいのです。
近寄らない、立ち入らない、感情を動かすようなことには手を出さない。
感情を動かす=感動
気落ちの変動が少ないので、喜怒哀楽に乏しいという印象を持たれがちです。
気に触るとは、相手や自分の感情が波だったときに、その波に触れてしまうことです。
波を起こさないよう、常に抜き足差し足忍び足です。
想像してみてください、抜き足差し足忍び足してるとこ。
手足に力入ってて、しんどいですよね。
人の気に触らないようにしてると、しんどいんです。
疲れるんです。
人に触れないように身を縮こめているしんどさ。
しんどいでしょ????
そっち(どっち?)に力使うんじゃなくて、身体を伸ばして動き回る方に力を使ったほうが生産的じゃないですか。
こっち(どっち?)の方が同じ体力使ったってしんどくないですよ。
身を縮こめていたから、気持ちが動くと最初はしんどいかもしれない。
でもその動きって風力発電みたいにエネルギーを生み出すのですよ。
あなたを動かす、新たなエネルギー源となるのですよ。
縮こまってる身体、ちょっとのびのびさせてあげませんか?伸びた手が何に触れるか、楽しみじゃないですか!