60代のパート女性。40代の息子は同い年の妻、私たちの孫にあたる小学生の男児と3人暮らしです。息子が数年前から妻と子どもに対し、気に入らないことがあると激怒し、謝るまでは口をきかない、無視をする、物を投げるといった態度をとるようです。
先日も、息子が「子どもの苦手な食べ物を食べさせる」と言い出し、逆らうと大変なので妻と子どもは外食に同行。しかし、子どもがほとんど手をつけなかったことに腹を立て、帰宅してから子どもを謝らせ、泣かせたそうです。
妻のことも子どもの前でけなすなどするようで、妻は家にいても針のむしろのような状態だといいます。
私たちの前で息子は以前と変わらないのに、妻や血を分けた子どもに言葉の暴力を振るっています。2人の心が壊れてしまう前になんとかしてあげたいのに話を聞くことしかできず、はがゆいです。どうしたらよいですか。(埼玉・L子)
あなたの罪悪感を消滅させる
ヨシヨシする人ヨシヨシスト
いまぷ です。
こ、これは紛うことなきDV案件。一刻も早い対応が望まれます。
DV者はほぼほぼ、他所で積もった鬱憤を身近な弱者、妻や子供で晴らしています。L子さんの前では「いい子」を演じることができているのですよ。しかし自分の家族の前では、演じる余裕がないということです。
息子さんの蛮行は数年前から始まったということ。仕事上でなど、何かトリガーとなるものがあったと思われます。しかし息子さんはそれを誰にも訴えることができないでいる。
出せない気持ちが、大切な家族に向けられてしまっている。お嫁さんがL子さんに気持ちを訴えることができているのは、何よりですね。
さあ、頼りにされたL子さんが息子さん家族のために何ができるか、サイコロさんに尋ねてみます。
🔸本卦:天沢履 四爻
虎の尾を踏むような危険な状態だが、相手への敬意を忘れず慎み深くいれば大丈夫
🔸裏卦(自分の本音):地山謙
自分の力を誇示することなく、発揮する
🔸賓卦(相手の本音):風天小畜
力が十分に蓄えられたときに行動を起こす
🔸互卦(解決策):風火家人
家族が力を合わせて家を栄えさせていく
🔸之卦(未来):風沢中孚 四爻
情に流されすぎずにいれば、満月は近い
息子さんは自身の家庭においては「父」や「夫」ですが、L子さんにとっては「息子」です。すでに別の世帯を持って独立はされていますが、現状息子さんは「父」「夫」をする余裕がありません。
息子さんの巣である、L子さんとL子さんの夫さんがいる家、その家が港としてしっかり機能すれば息子さんは自信を持って港から船出をすることができます。
親御さんの前では「いい子」の着ぐるみを着てしまっている息子さん、その着ぐるみを脱がせることを試みられてはいかがでしょうか。
L子さんと夫さん、お二人揃った場に息子さん一家を迎え、親として忌憚のない意見と愛情を伝える場を持たれることをおすすめします。
イソップの「北風と太陽」の寓話で言うなら、お二人の力は冷えた心を温める太陽、その効果が現れるにはタイムラグがあるかもしれません。息子さんの心が温まるまでは、「いつでも羽を休めに帰ってくる場」としてお嫁さんも息子さんも迎えてあげてください。
回答は佐貫葉子(弁護士)さんです。
あなたは、これまでも息子さん家族を温かい目で見てこられたと思います。お嫁さんやお孫さんが、あなたを頼りにしている様子が浮かびます。
専門機関に相談しても解決にはおそらく長い時間がかかるでしょう。その間、どうぞ2人を抱きしめる立場でいらしてください。
一旦は巣立った雛にも、休むために戻る場所は必要です。
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