やりたいことがわからない病の方へ

TODAY'S CONTENTS

1:写植屋さんになりたかった
2:中学卒業時で進路の選択肢ってどんなのがある?
3:高校2年生での進路の選択肢ってどんなのがある?
4:高校卒業後の進路の選択肢ってどんなのがある?
5:やりたいことがわからない病の方へ
6:俺の家の話

1:写植屋さんになりたかった

写植ってご存知ですか?

昔は漫画雑誌の吹き出しの文字って写植で作られていたんですよ。

業界漫画とかで、吹き出しに切り取った写植を貼り付けてる光景ってご覧になったことないでしょうか。

昭和の時代には街に写植屋さんなるものがあったのです。印刷屋さんとセットだったりしました。

家庭用プリンターが普及する前は、印刷物って印刷屋さんに頼んだんですよ。町に1〜2件は印刷屋さんがありました。

で。

今の住まいのすぐ近所に写植屋さんがあったんですよ。神戸にきたばかりのころね。

写植屋さんというものは知っていたけど、漫画の吹き出しをつくるぐらいのイメージしかなく、何をするとこなんだろ、と思ってました(バカ。

社畜生活に足を踏み入れた頃、当時の勤務先の隣に写植屋さんがありました。そこにお勤めの方と喋るようになり、見学させて貰えました。

うわー、これやりたい!

いえ、やりたいとは思いませんでした(どっちやねん。

やりたかった、と思ったのです。

当時は20代半ばだったでしょうか、もうやりたいことに新たに一歩を踏み出すなど思いもよらぬことでした。

もっと早くに写植屋さんって知ってたら就職したのになあ。新聞の求人に写植屋さんってそう珍しくなかったのですよ。

でも、もう踏み出せなかった。

2:中学卒業時で進路の選択肢ってどんなのがある?

中学3年の時にですね、クラスメートが看護学校に進学すると知って驚きました。

そんな進路知らんかったよ。

すごいやん。

親の求めるままに成績に見合った高校の普通科に行くしか選択肢がなかったので、かなり職種を限定した選択をすることの潔さと、そういう選択肢を知っていたことに、いえ、自分がそれを知らなかったことに視野の狭さを感じさせられました。

3:高校2年生での進路の選択肢ってどんなのがある?

高二といえば理系と文系で別れるタイミング、ホームルーム的な時間に進路を語るみたいな企画(企画なのか?)があり、みんな何々大学の何学部に向かって頑張ります、みたいな発言ばっかりだったのに、一人の男子がコックになりたいと発言して騒然としました。

そうもはっきりと自分の未来が見えていることに、やはりみんな驚いたのですね。だって自分にはそんな明確なビジョンないもの。

4:高校卒業後の進路の選択肢ってどんなのがある?

卒業してから初めての同窓会とかありますやん。

そしてみんなの近況とか聞きますやん。

卒業と同時にお見合いで結婚してすでに1児の母な人(!)は特別として、あ、そうそう(思い出した)私って共通一次試験の第1期生なんですよ。

成績というか偏差値に見合った大学に行く以外の選択をする人はあまり一般的ではありませんでした。

服飾の専門学校で勉強しているという人がいて、その手もあったか!と思いました。そんな選択肢があるなら私も行きたかった、と。

またしても「行きたかった」です。今更その道に進もうとは思いません。

(親が指定した)4年制の大学に行く以外の選択肢なんて考えられなかったですね。

それを思えば(どれ?)鍼灸学校はよく決心したなあと思うけど、治療家になりたかったわけではないし、治したいという気持ち、いや違う、治って欲しいという気持ちの根っこにあるものに気づいたらまたぞろウンザリして失速です。

宝くじを当てられなくなったのと同じですね(同じなのか。

5:やりたいことがわからない病の方へ

やりたいことがわからない病の病因には2種類ありまして

1)どんな選択肢があるのか知らない
2)やりたいことをやってはいけないというビリーフ縛り

いえ、2種類ではありません(どっちやねん。

やりたいことをやってはいけない、どうせできない、と思っていると、どんな素敵な道が目の前に開けていても気付くことはありません。

どうせ、と開ける扉もそっ閉じです。

1)にしても2)にしてもまずやるべきことは感覚のリハビリです。

自分が何を好ましいと思って、何をイヤと感じるか、錆び付いているアンテナを磨いてください。

何がやりたいかわからないという方には、カルチャーセンターの体験講座を片っ端から受けることをお勧めしてますが、オンライン講座花盛りの今、あなたのアンテナに引っかかる何かがあるかもよ。

余談蛇足ですが、講座で見つけた何かはあくまで手段であって、その手段を手にした上で本当にやりたいことの姿が見えてくることでしょう。

何をやっても続かない、というのは、手段と目的をごっちゃにしている恐れあり、ですね。

いずれにしても、なんでもやってみましょう。何が見つかるかわからない。

6:俺の家の話

なかなかまとまらんなー、と思って続きが書けないとこにちょうど見たカラーバス。

能の世界に住む人々が、能の世界があっていいよね、と言われることに対し

だって他を知らないから

好きでそれを選んだ奴には敵わないから

それを好きな奴はそれを好きな奴の気持ちしかわからないから

好きも嫌いも、自分の気持ちで確かめましょう。

やりたいことをやっている人もいれば、やりたくないことをやっている人もいる、やってるうちに好きになる人もいる。

やってみないとわからない。

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